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★MotoGP2016カタールGP FP3 ロッシ「おそらく2列目を争う事になる」

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トップ3台のペースにはついて行くことが出来なかったロッシ選手ですが、4位以降は0.1秒の違いで並んでいる状態ですので予選で何列目になるのかが非常に重要になります。とは言え、昨年のレースを考えると2列目でも3列目でもレースでは勝利してしまうのがロッシ選手ですが、果たして今年はどうでしょうか。

★MotoGP2016カタールGP FP3 ロッシ「おそらく2列目を争う事になる」

2016年シーズンの2日間を終えヴァレンティーノ・ロッシは自身のスピードに満足していると語りながら、土曜日の2列目の争いは熾烈になるだろうと予想する。金曜の段階で7位タイムとなり、ロッシは僅かに0.1秒、0.2秒の違いで2列目となるか4列目となるかの違いがあると感じている。ロッシはFP2でミシュランの3つ目のコンパウンドのフロントタイヤを使用したが、すぐにレース距離では持たないと判断。その後彼はアンドレア・イアンノーネとホルヘ・ロレンゾ、マルク・マルケスのトップ3に匹敵する走りが出来ず、15分の予選の重要性を強調している。

ヴァレンティーノ・ロッシ

「今日は厳しかったですね。3番めのコンパウンドのフロントタイヤが昨日のタイヤよりも有効に働くと思ったんです。残念ながらそういうわけにはいかず、むしろ悪いくらいでした。昨日使用したものと同じタイヤを使うことになってしまい、FP2では時間を失いました。FP3では良い走行が出来ましたが1台目のバイクで問題が出てしまったために2台目のバイクを使用し、こちらは良い感触でした。ただタイムアタックでは7番手タイムとなりこれは良くないですね。明日はレースに向けてのセッティングを向上するために重要になります。4位から7位は0.1秒の間にいますからね。4位ポジションでスタート出来れば1コーナーはより容易になりますから。今日に関してはイアンノーネ、ロレンゾ、マルケスが速かったですね。ただ4位のドヴィ、マーヴェリック、ペドロサ、レディングと自分達の5人から6人のライダーは2列目をかけて争うことになるでしょう。集中力を持って良いラップをすることが非常に重要になります。たった0.1秒で3つから4つ順位が変わるんですからね。1周目にとってとても重要な事です。」


トップ3台のペースだけではなく、7台のDucatiがトップスピードの上位7位にいる事も大きく、イアンノーネに至ってはロッシのM1よりも12km/hも速い状態だ。ヤマハとホンダのスピードは拮抗しているが、このDucatiのトップスピードは懸念でもある。


「トップスピードに関しては去年はDucati、ホンダ、ヤマハという感じでした。今年は自分達はホンダに非常に接近していますが、Ducatiとの差は以前として大きいですね。同じ排気量のエンジンと同じ量の燃料であればDucatiとの差は10km/h以下だと良いと思っていたんですが、残念ながらDucatiは素晴らし仕事を成し遂げたようですね。」


ミシュランのタイヤは予選で扱い方が異なるかという質問に、ロッシは「少し予選の仕方、レースも変わるでしょう。序盤の1周か半周くらいは、あまり攻めない形になるとは思いますが、明日になればわかるでしょう。」


by Neil Morrison

www.crash.net