バレンシアテスト
バレンシアテストの前日に行われたHRC副社長の中本氏へのインタビューです。新しいエンジン形式に関しては当然お茶を濁していますが、60歳で定年というホンダのルールに関しては実に残念そうで、MotoGPの現場を後任の服部さん、桑田さん、国分さんに譲った後…
結構今更感の強いニュースですが、ジジ・ダッリーニャのバレンシアテスト前のインタビューがありましたのでご紹介します。極端な形のカウルを2017年型のデスモセディチは採用するのか?という問いにはジジも直接回答していません。 Q 「明日はホルへが初めて…
バレンシアテストについて、10つのQ&Aという形で面白いトピックがまとまっていました。ビニャーレス選手が速かったのはGSX-RRとM1が非常に似ているためというのは、年間を通じてニック・ハリスら解説人が話していた内容と一致します。GSX-RRのエンジンもク…
バレンシアのテスト2日目を初日の転倒の影響で欠場したサム・ローズ選手。大きな怪我にならなかったのが不幸中の幸いでしたが、2日目のテストを欠場して体を休め、ヘレステストに参加することになります。 (Photo courtesy of michelin) サム・ローズは怪…
ラバティ選手は来年はアプリリアでWSBKに参戦しつつMotoGPのテストライダーをこなす事になります。戦闘力の高いマシンで世界選手権を戦いつつ、最高峰クラスのマシン開発に携わるという充実した1年になりそうですね。 (Photo courtesy of michelin) ユージ…
ザルコ選手とともにテック3ヤマハのライダーとなったフォルガー選手は、バレンシアテストで10位を獲得し、スムーズにMotoGPバイクへの乗り換えを果たしたように思えます。テック3ヤマハのパッケージは慣れるのが簡単だというような話をクラッチロー選手がし…
Pramacチーム内のGP17をかけたバトルに敗れたレディング選手は来年GP16で走る事になります。そもそもウイングレット装着を前提として開発されたバイクだけに、ウイングレットが無くなると色々とライディングに支障が出てくるようです。ウイングレット無しの…
来年からレギュレーション上はウイングレット類は禁止となりますが、一度ウイングレットのエアロダイナミクス上の効果を知った各メーカーのエンジニア達が簡単にそれを諦めるのか?というのはずっと言われていることです。今回のバレンシアテストでは奇抜な…
インタビューの内容からしてどうやら初日テストの後のようですが、ドヴィツィオーゾ選手としてはウイングレットなしのGP16のライディングは安全性が低くなったと感じたようです。このあたりはジジ・ダッリーニャもシーズン中に同じ事を話していましたが、ク…
今回のバレンシアテストではビニャーレス選手のスピードに注目が集まりましたが、マルケス選手はやはりベストラップを出すことに集中していたわけではなく、バイクの理解に時間を使っていたということです。さすがは王者の余裕といったところでしょうか。 (…
クラッチロー選手はヤマハのサテライト機は乗るのが簡単とこぼしていましたが、ザルコ選手はうまくM1に適応出来ているようです。早くもバイクにリラックスして乗れているというあたり、シーズン序盤からトップ10付近での走行が期待出来るかもしれません。し…
GP16の課題は旋回性と言われていましたが、この部分に関してGP17はまだ改善されていないということです。この部分に関してはロレンソ選手からも要望があったものと思われますが、セパンテストまでにGP17はどこまで変わるでしょうか。 (Photo courtesy of mi…
ワイルドカードで参戦したカリオ選手はセンサーのトラブルによって結果を出す事が出来ませんでしたが、バレンシアのテストにおいて、スミス選手は確かな手応えを感じているようです。理論派のスミス選手にとって、セッティングの変更に論理的に反応してくれ…
新しいエンジンは扱いやすく、グリップが良い(※出力特性としてということだと思われます)マルケス選手は語っていますが、今年の課題であった加速という弱点は、克服出来ていないようです。 (Photo courtesy of michelin) マルク・マルケスは2017年型のエ…
ホンダは努力をしてくれていると言いつつも、シーズン中にバイクの戦闘力が上がらないという話をしていたクラッチロー選手。サテライトチームであるため、自分好みの方向にバイクが進化していくわけではないというのは辛いですね。 来シーズン、サテライトチ…
初日に2017年型のエンジンはあまり違いを感じないとしていたロッシ選手ですが、全体的なパッケージはもちろん、加速力、エンジンパワーも課題のようです。 (Photo courtesy of michelin) 新しいチームメイトのマーヴェリック・ビニャーレスがトップタイム…
ニック・ハリスなど解説人が今回のテストで最もイケてるカラーリングではないかと話していたアンドレア・イアンノーネ選手。Ducatiからの乗り換えですぐに順応し、両日ともに良いタイムを記録。転倒によって右肘を痛めましたが走行を続け、4位タイムを獲得。…
スズキはMotoGPルーキーをバイクに慣らすためにまずは電制を全てオフで走らせるようですが、リンス選手がテスト中に怪我を負ってしまいました。イアンノーネ選手も脊椎の怪我が完治していないはずですので、開幕に向けて選手の体調が心配です。 (Photo cour…
今のDucatiの立役者であるジジ・ダッリーニャは、ロレンソ選手が必要としていることを理解したと語り、2日間のテストの内容に満足しているようです。ロレンソ選手は来週のヘレステストに参加出来ませんので、Ducatiはロレンソ選手からのフィードバックを元に…
さすがにペドロサ選手はあまり新しいバイクについては語ってくれません。まぁこの時期の仕上がりもタイムもあまり参考にならないと言えばそれまでですが。。 (Photo courtesy of michelin) ダニ・ペドロサは2017年のマシンをバレンシアで試し、全体的には…
スズキGSX-RRの開発において大きな力となったアレイシ・エスパルガロ選手は、今度はアプリリアのRS-GPを開発して行くことになります。初日のテストの感想としては、バイクの性能、アプリリアガレージの雰囲気、スタッフなどにとても満足しているとのこと。 …
ロレンソ選手はヤマハとの契約内容によってDucatiの感触を口に出来ないんですが、変わりにDucatiのスポーティングディレクターのパオロ・チャバッティが語っています。ヤマハに9年間乗ってきたロレンソ選手がすっと馴染めるかどうか心配だったようですが、ど…
バレンシアテストの2日目の結果です。2日目もヤマハのマーヴェリック・ビニャーレス選手がトップタイムを記録。唯一29秒台に入れてきました。2位はマルケス選手、3位ドヴィツィオーゾ選手、4位イアンノーネ選手、5位ペドロサ選手、6位クラッチロー選手、7位…
トップエンドでの激しいパワーを持ったスクリーマーエンジンを捨て、ビッグバンエンジンに変更されたと言われているホンダのRC213Vの2017年型エンジン。統合ソフトウェアではウイリーや開け始めのコントロールが上手く行かなかったために、こうした変更が施…
ロッシ選手はバレンシアテストの初日を2位タイムで終えましたが、昼頃の転倒によってニューフレームをだめにしてしまい、ニューフレームでの走り込みは2日目のテストに持ち越しとなりました。エンジンに関しては少し期待はずれのようです。 (Photo courtesy…
MotoGPの2017年シーズンの公式テストがバレンシアで開始されました。初日火曜日は、多くのチームが2016年型のバイクにライダーを慣らした後、2016年シャーシに2017年型エンジンを組み合わせたバイクで走らせるという形を取りました。その中でもチームが変わ…
現地時間の火曜日から2017年シーズンの公式テストが始まりますが、その前に行われたスズキ、Ducati、ホンダの2017年のプランについてのプレスカンファレンスでの内容を、moto mattersのエメット氏がまとめていらっしゃいますのでご紹介。ホンダはスクリーマ…