★MotoGP2016ブルノGP ロッシ「クリーンラップで走行出来なかった」
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予選ではポル・エスパロガロ選手、マルケス選手とのバトルとなり、タイムを失ったというロッシ選手。2列目、3列目でも過去には何度も表彰台を獲得していますから、良い形のスタート、トップ集団から序盤に離されなければ可能性は十分あると思われます。 路面の陥没と渋滞、ヴァレンティーノ・ロッシは予選の様子を「ローマの中心部のようだった」と語る。
ヴァレンティーノ・ロッシ
「結果には満足していません。2列目からスタートしなければいけませんし残念です。フロントローを獲得出来るポテンシャルはあったんですが、クリーンラップでの走行が出来ませんでした。理想的なタイムであれば3位だったんです。最初の走行はハードタイヤでしたが、ソフトタイヤなら0.5秒は速く走れるので楽観的に考えていたんです。」
Q
「プランどおりにいかなかったのでしょうか?」
ヴァレンティーノ・ロッシ
「自分の2回目の走行では皆がアタックを待っている状態でしたので、渋滞に捕まってしまったんです。まるでローマ中心部にいるみたいで災難でした。」
Q
「それ以上何も出来なかったということでしょうか?」
ヴァレンティーノ・ロッシ
「良いラップをしようとしたんだけど、この混雑の中でね。ポルとマルクとバトルする展開になってしまいました。」
Q
「何が起きたんでしょう?」
ヴァレンティーノ・ロッシ
「ポルに早めに追いついてしまってストレートで抜こうと思っていたんです。マルケスが後ろにいるとは思わなくて、最終コーナーで少し遅めに走り、立ち上がり早めに開けて行こうとしたら、マルケスが自分をパスしたんですよ。」
Q
「この結果はレースに影響しますか?」
ヴァレンティーノ・ロッシ
「難しくはなりますね。ただセカンドローからも良いレースは出来ますし、表彰台争いは出来ます。午後は本当に良いペースで、一日をポジティブに感じる事が出来ました。」
Q
「わからないこととしては?」
ヴァレンティーノ・ロッシ
「明日雨が降るかどうかですね。そして気温です。予想通り今日よりも冷えるのであれば、フロントタイヤに関しては苦戦するでしょうね。明日を待つ必要があります。」
Q
「リアタイヤの選択に関してはクリアなわけですか?」
ヴァレンティーノ・ロッシ
「今日の午後はソフトタイヤに集中してテストしましたが、ほとんどライダーはソフトを使用すると思います。」
Q
「もし晴れれば、タフな戦いになるでしょうか?」
ヴァレンティーノ・ロッシ
「マルケスとロレンゾは同じレベルでしょう。ロレンゾは素晴らしいペースですが、マルケスはFP4でユーズドタイヤで速かったですね。イアンノーネも速いですし今のところ自分達4人がベストペースですが、明日には何もかも変わる可能性はあります。」
Q
「イアンノーネも絡んでくると思いますか?」
ヴァレンティーノ・ロッシ
「オーストリアのレベルではありませんが、彼は良い形で走っていますし、良いペースを持っています。」
Q
「あなたが攻めていく展開のレースになるでしょうか?」
ヴァレンティーノ・ロッシ
「チャンピオンシップやマルケスの事はあまり考えていません。自分はロレンゾから14ポイント離されていますし、彼とは2位争いが出来るかもしれません。レースごとに考えて表彰台を獲得していくということです。」
Q
「もし雨が降ったら?」
ヴァレンティーノ・ロッシ
「データがありませんし、ブルノは雨が降ると妙なんですよね。グリップが低いんですよ。とにかく雨が降ったとしたらドヴィツィオーゾも上位に上がってくるということです。ただ速い選手の顔ぶれは変わらないでしょう。」