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★HRC副社長 中本氏「MotoGPでの経験は本当に素晴らしいものだった」

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バレンシアテストの前日に行われたHRC副社長の中本氏へのインタビューです。新しいエンジン形式に関しては当然お茶を濁していますが、60歳で定年というホンダのルールに関しては実に残念そうで、MotoGPの現場を後任の服部さん、桑田さん、国分さんに譲った後に何をするか想像出来ないと冗談混じりに語っています。 f:id:teletele916:20161128035646p:plain

Q

「来シーズンはあなたの後任を3名の役員が務めることになります。服部さん、桑田さん、国分さんのそれぞれの役割について教えてもらえますか?」

中本氏

「国分さんが担当するのはマシン開発の部分です。桑田さんはトラックサイドでライダーの契約周りなどを対応します。服部さんはマーケテイングなどのエリアを担当する事になります。」

Q

「明日から始まるテストでは新しいエンジンがビッグバンエンジンなのではないか?という噂が出ていますが。」

中本氏

「噂はともかくとして、明日になればわかるでしょう。エンジンのテストというのも私達のテスト内容の1つですが、色々な部分に関して作業を行っています。」

Q

「今年はライダーがコーナー立ち上がりで十分なグリップが得られないという部分に関して多くのコメントをしていましたが、この部分に関しての作業という意味ではどうでしょう。」

中本氏

「確かにその部分に関しても作業をしていますけど、コーナリングスピードは他のバイクよりも速いんですよね。ただコーナー出口、特に加速という部分ではかなりタイムを失っているのは事実です。コーナリングスピード自体は問題ありませんので、コーナー出口と立ち上がりの加速という部分に関して集中しています。」

Q

「これから新たに3名に自分のポジションを引き継ぐ事になりますが、今の感情としてはいかがでしょうか?」

中本氏

「60歳でリタイアしないといけないというのはホンダのルールですから。将来何をするか想像が出来ませんね(笑)MotoGPでの経験というのは本当に素晴らしいものだったと言えるでしょうね。本当に楽しませてもらいました。」

Q

「ありがとうございます。」

中本氏

「こちらこそありがとう。全てのホンダのファンに感謝を延べたいと思います。」