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★MotoGP2017 フォルガー「MotoGPマシンのパワーは驚くほど凄い」

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ザルコ選手とともにテック3ヤマハのライダーとなったフォルガー選手は、バレンシアテストで10位を獲得し、スムーズにMotoGPバイクへの乗り換えを果たしたように思えます。テック3ヤマハのパッケージは慣れるのが簡単だというような話をクラッチロー選手がしていましたが、開幕までこのスピードを維持出来るでしょうか。 f:id:teletele916:20161116054435j:plain

(Photo courtesy of michelin)

ジョナス・フォルガーはバレンシアテストを終えて、MotoGPバイクの持つパワーに驚きを露わにした。フォルガーはMoto2クラスからMotoGPマシンに乗り換え1:30.948秒を記録し、水曜日に10位タイムとなった。これはチームメイトでMoto2のチャンピオンであるヨハン・ザルコよりも1つ上の順位。フォルガーのラップタイムは最速だったマーヴェリック・ビニャーレスから0.973秒遅れのタイムとなり、マシンのパワーは想像以上だったという。

ジョナス・フォルガー

「バイクのパワーは驚くほどですね。予想以上でした。ここまでパワーがあるバイクなのにスムーズにライディング出来るのは凄いですね。コントロールしやすくて乗りやすいです。2日目は初日の感触がありますから、全てがより自然になります。バイクにも慣れて違う事を試したくなります。今日はフロントまわりに集中し、自分もライディングスタイルの向上を図りました。まだ学ぶべき事が多いですからね。今日は最終的にフロント周りの方向が見つかりました。リアからも良い感触があり、フィードバックも良いです。ただフロントと合わせてどこまでいけるのかはまだわかりません。いくつか試した事があってタイヤの限界に近づき、そこでようやくフロントの事がわかってきました。最後にはフロントまわりに自信が持てましたし、これからはリアまわりですね。」


「テストには特に何も希望というものはなくて、ただ転倒しないようにと思っていました。新しいものには特に目標を決めずに始めるのが良いと思っています。目標に届かなければがっかりしてしまいますからね。誰かの後を走るということは考えていなかったんですけど、ホルヘの後を走るチャンスが朝にありました。非常に興味深かったですね。自分は数周走っていて、ホルヘはピットアウトしたばかりだったので、同じペースで走る事ができたんです。」


「彼と自分のライディングに関して大きな違いを見つける事が出来ました。彼は実にスムーズで、それは自分がまさに学ぼうとしているものなんです。これは自分のクルーチーフがいつも自分に伝えようとしていることで、通常速く走ろうとするとブレーキが遅くなり、ハードにスロットルを早めから開けてしまいますから。ただ、このバイクではそうではないんです。」


「スムーズに乗ろうと集中するのは本当に難しいことです。スロットルの開け方、ブレーキのかけ方、リリースの仕方などはMoto2やMoto3と根本的に違うんです。最初はウイリーしまくっていたので、パワーを落として乗ったんです。これは自分は正しい走行ラインで走っていなかった事もあるんです。自分はバイクを起こすのが遅すぎてウイリーしてしまっていたんです。朝はパワーを落としていましたが、午後には元の状態に戻しました。これは単に自分のライディングスタイルの問題ですね。」


「より強くより良い状態でバイクに乗るために、異なる方法でトレーニングをしようと思います。この冬に良いプランがあって、このプランで良い状態になれると良いなと考えています。厳しい冬になりますが、来年に問題になるとは思いません。初日の後に腕が痛みましたが、これは緊張して乗っているためでしょう。今日は少し良くなりましたが、正直なところもう少し苦戦すると思っていました。特にフィジカル面でね。このチームの一員になれて本当に嬉しいですし、彼らは全てを楽しむ事をより簡単にしてくれます。」

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