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★MotoGP2017 ユージン・ラバティ「RS-GPのポテンシャルは大きい」

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ラバティ選手は来年はアプリリアでWSBKに参戦しつつMotoGPのテストライダーをこなす事になります。戦闘力の高いマシンで世界選手権を戦いつつ、最高峰クラスのマシン開発に携わるという充実した1年になりそうですね。 f:id:teletele916:20161122004114p:plain

(Photo courtesy of michelin)

ユージン・ラバティはバレンシアで初めてアプリリアのRS-GPを試した後に、そのポテンシャル大きいと感じている。ラバティは来年WSBKに参戦しながら、アプリリアのMotoGPプログラムのテストライダーを務める。ラバティはRS-GPを2日間テストし、このバイクの改善点と共に長所についても感じ取っている。

ユージン・ラバティ

「このバイクは良いですね。初日はバイクに慣れるために時間を使いましたが、2日目はさらに楽しむ事が出来ました。問題もありましたが、その原因がわかりました。初日から1:33秒台で走る事が出来ましたよ。ただその後問題があったので一旦走行を止めました。もう1日テストが出来ないのは残念でしたね。 ただプッシュ出来ないでいた理由がわかりました。エントリー部分でプッシュが出来ず、そこでかなりタイムを失っていたんです。」


「非常に楽しむ事が出来ました。昨日の時点で家に帰らなければならないのであれば、嬉しくなかったでしょうね。バイクについて正しいとは言えない部分があったのですが、今はこのバイクのポテンシャルを感じています。本当にアプリリアは良い仕事をしたと思います。問題のせいで頭に来てしまってあまりライディングに集中出来なかったんです。これはアプリリアのスタイルなんです。スーパーバイクで走っていた過去を思い出しますね。エンジンに関してだとか彼らの働きかただとかね。バイクはかなり小柄なんですよ。バイクの上でかなり動き回る事が出来て、気分が良いです。これが主に感じることですね。RSV-4のエンジンキャラクターを思い出させますね。」


アレイシ・エスパルガロはバイクの加速性に関して改善が必要というコメントをしている。ラバティも同じ意見であるが、リニアなパワーの出方が利点になるだろう感じている。


「これは自分達が話しあったことなんです。まずパワーの出方がリニアではないという点が共通した意見です。ボトムのトルクがなく、トルクの出方がリニアではないんです。」


火曜の終わりに気温が下がる中でラバティは転倒。ラバティはそのラップではテストライダーというよりはレーサーという気分で走行していたという。コーナーエントリーが速すぎたようだが、テストライダーという新しい役割について学習が必要だろう。


「昨日の転倒は1日の終わりに気温が下がってきた時でした。残り3分4分というところでした。新しいパーツを試しているところで右コーナーにゆっくり進入したんですが、それはテストライダーとしてのペースではなく転倒してしまったんです。昨日はそこからレッスンを学びましたよ。あれはターン10でしたがタイヤがまるで氷のように冷えていたです。ただ、それを攻めることは出来ません。テストライダーとしてはハードに攻めすぎましたね。」

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