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★KTMミカ・カリオ 2017年もワイルドカード参戦を予定

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KTMのテストライダーのカリオ選手にとって、バレンシアでのワイルドカードでのメカニカルトラブルによるリタイアは非常に残念だったことでしょう。本人のコメントから判断すると、KTMのテストライダーのあとは、フルタイムのレーサーに戻りたいのかもしれません。 f:id:teletele916:20161115042253j:plain (Photo courtesy of michelin)

ミカ・カリオはDcuatiのサテライトチームであるPramacから2009年から2010年にかけて32回MotoGPに出場。その後Moto2に戻り2014年にはランキング2位を獲得している。彼は2015年10月にKTMのテストライダーとして契約。今年は開発を主導し、最終戦のバレンシアでワイルドカードデビューをしている。カリオは予選は20位だったが、決勝では早々にリタイアとなった。カリオは来年テストライダーとして働きながら、ワイルドカードでの参戦が出来る事を期待している。

ミカ・カリオ

「MotoGPという世界で最高峰のバイクのライディングを楽しみました。素晴らしい経験ですし、こうした開発をするのも大好きです。細かい技術的な変更に関して常に興味を持っているんです。ただ同時にレースをすることも大好きなんです。いくつかワイルドカードの計画はあって、このチャンスが実現すると嬉しいですね。ブラッドリーとポルという2人のライダーが現在はいますから、2人を参考に今の自分はどの程度か?という比較が出来ます。願わくば彼らと同じレベルで走ることが出来るよ良いですね。もしそういうことが出来れば、将来的に何かをするチャンスもあるでしょう。」


スミスとエスパルガロは、バレンシアテストではカリオ以上のスピードを披露したが、ヘレスではカリオがスミスよりも速かった。なお、この際にエスパルガロはヤマハとの契約によりテストを行っていない。テック3ヤマハから来たスミスは、現在KTMについて学習した内容によってやる気を増している。カリオも彼らのフィードバックは開発を加速しているという。


「ポルとブラッドリーがバイクを試した後にコメントを聞けるのはいいものなんですよ。彼らはヤマハに乗ってきた経験と比較が出来ますから、彼らのコメントには本当に興味を持っているんです。向上が必要なのはパーツなんです。それ以外のコメントは自分がチームにしている内容とほぼ似ています。例えばセットアップに関してもエンジンブレーキを自分とは違う形でセットアップしたいだとか、こういうのはライダーによって変わりますね。まだ改善が必要な物事は大量にあります。ほぼ全てのエリアで改善が必要です。ただポジティブなフィーリングはあります。これが最も重要なことで、自分達がシーズンを通じて良い仕事をしていた証明でもあります。」

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