★KTM ポル・エスパルガロ「最初から最後まで向上を続けていく事が必要」
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KTMで今年走ることになったポル・エスパルガロ選手のインタビューをお届けします。上位にたどり着くまでにはチームメイトと助け合っていく必要があるというのは、以前どこかで目にしたような気もしますが。。 (Photo courtesy of michelin)
ポル・エスパルガロは2017年にMotoGPに参戦を開始したRed Bull KTMファクトリーレーシングに加入し、新たなチャレンジを開始する。2016年シーズンの最終戦のバレンシアに登場したKTMは、ミカ・カリオがワイルドカードで参戦。チームは現在1月30の日のセパンインターナショナルサーキットでの2017年初めてのテストに備えている。ウインターブレイクに、ポル・エスパルガロはmotogo.comに彼のキャリアの新たなステージ、そして待ち受けるプロジェクトについて語った。
ポル・エスパルガロ
「バイクに乗っている時、乗っていない時に多くを学ぶことが出来ましたが、この内容をKTMで使う事が出来ると思います。ただまだ自分は若いですから、学ぶ事は多いと思います。リタイアするまで学び続ける事が出来ればと思っています。」
Moto2チャンピオンとして2013年末にMotoGPにステップアップして以来、Red Bull KTMファクトリーレーシングに加入するということは、彼が初めてファクトリーバイクに乗るということでもある。彼は前に進みたいと強く願っているが、プロジェクトがまだ幼いことに気づいている。
ポル・エスパルガロ
「KTMは大きなアイディアを持っています。どこで出ていくか、どこで勝つのかといったことです。彼らはそのポテンシャルに自信を持っていますが、まだ若いプロジェクトです。ですから自分達には経験が必要です。ただ自分はとてもポジティブです。最初のレースから最後まで向上を続けていくことが必要です。ここには挑戦するためにいるわけで、KTMが成し遂げる事が出来る事を証明するためにいるんです。」
KTMは当初から様々なライダーでテストを繰り返してきた。そして既に大きな前進を遂げている。そして今やKTMはMotoGPにフルタイムで参戦しているが、いくつかライバルと明確に違う内容が注目を集める。
ポル・エスパルガロ
「自分達はライバルと異なるフロントフォークを使用します。これが問題になるかアドバンテージになるかはわかりません。ただ明確に異なる点です。チューブラーフレームは最も心配な点です。それが悪いからではなく、新しいからです。誰も試した事がありませんから。KTMはこのフレームをすべてのレースで使用しています。しかしこれはMotoGPで用いられているものとは大きく異なります。ですからまずは試してみないとね。」
エスパロがロの傍らのKTMのボックスにはブラッドリー・スミスがいる。エスパルガロのモンスターヤマハテック3でのチームメイトだ。エスパルガロは2人が共にKTMと新たな挑戦に加わった事は、出来る限りトップに速くたどり着くためにダイナミックな大きな変化だという。
ポル・エスパルガロ
「チームメイトはまず最初に負かすべき相手ですが、来年は共に助け合う必要があります。特に来年はチームでもの凄い量の作業がありますからね。土台となるところからスタートして、ステップ・バイ・ステップで共に働く必要があります。もしトップに立つことが出来たら、その時点で互いに争い初めればいいわけです。ただ、それまでは助け合う必要があります。」