★MotoGP2016イギリスGP 3位ロッシ「マルケスとのバトルは最高だった。」
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ドライはペースが伸びないかもと語っていたロッシ選手ですが、終わってみれば3位表彰台。マルケス選手との差を3ポイント詰めて50ポイントとしました。昨年のマルケス選手との一件があるだけに、ロッシ選手がどういう心境だったのか気になっていましたが、少なくともインタビューでは「とても楽しかった」と語っています。
Q
「今日はMotoGPカテゴリーで250回目の走行をした初めての選手となりました。今日はイアンノーネ、マルケス、クラッチローとの素晴らしいバトルがありました。今日のレースは楽しめたのではないでしょうか？」
ヴァレンティーノ・ロッシ
「素晴らしいレースで素晴らしいバトルでしたね。今日はダブルバトルって感じで、レースの前半と後半にバトルがありましたね。楽しみましたし今日の表彰台は本当に嬉しいです。今日は1コーナーから最終コーナーまでフロント争いが出来ましたから。ドライではそもそもあまり戦闘力が無くて、レースの後半にタイヤに苦しみました。特にマルケスとのバトルは最高でしたね。ただクラッチローとイアンノーネともバトルがありましたよね。とにかく全力を尽くして表彰台を獲得しましたけど、チャンピオンシップにおいてポイントはあまり関係ないんです。チームと自分にとって重要な結果でした。」
Q
「あなたとマルケスには色々と歴史がありますから、あなたが本当に楽しんでいたようで良かったです。体も無事ですよね（笑）」
ヴァレンティーノ・ロッシ
「少しタイヤの痕があるかもしれませんね（笑）2回3回と接触しましたから。ハードなバトルでしたけどフェアな戦いでした。特に最後の表彰台をかけてのマルケスとの戦いは常に激しいですからね。本当に良いバトルでした。テレビで見直したいですね。」
Q
「今回はハードのフロント、ミディアムのリアタイヤでしたが、今日はマーヴェリックがスズキでとんでもない速さでしたが、彼との違いはなんでしょう？」
ヴァレンティーノ・ロッシ
「自分は個人的に最適な選択をしたと思いますけど、ビニャーレスとクラッチローもそうですよね。自分は練習走行中にあまりタイヤを試さなかったんですが最終的に良い選択でした。今週はビニャーレスはずっとは速かったですよね。それにウェットでもドライでも速く、彼は今回の機会を逃さなかったということですね。彼の才能は前からわかっていますから、彼のこともスズキチームの事も嬉しいですね。自分もスズキには多くの友人がいますから。」
Q
「彼は2017年にはチームメイトになりますが、心が休まりますか？」
ヴァレンティーノ・ロッシ
「MotoGPではリラックスしていたらやられてしまいますからね（笑）とは言え彼にはこの勝利の前から注目していました。」
Q
「今年は過去5戦で4人の初優勝ライダーがいて、7人の異なるライダーが勝利しています。本当に驚くべきことですね。」
ヴァレンティーノ・ロッシ
「本当にそうですね。55年とか60年みたいに、今までは自分とマルケス、ペドロサとロレンゾだけが勝っていたのと異なり、今や4人5人と新しいライダーがMotoGPで勝利していますよね。見る人も楽しんでるでしょうし、自分達もそうです。」
Q
「次回のミサノはあなたの自宅からほど近く、毎回楽しみにしていると思いますが、どのような展開を考えていますか？」
ヴァレンティーノ・ロッシ
「ミサノはシーズン中で最も特別なレースになります。自分のレース、故郷でのレースと言えますから。いつも良い調子ですから良い走行が出来ると良いですけど、素晴らしい雰囲気、多くのファンが詰めかけます、自分にも多くのプレッシャーがかかります。たださらに20％（120％）頑張っていきたいですね。」
