★MotoGP2015サンマリノGP ロレンゾ「まだ追いつくには充分」
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今日は9/9ということでゼッケン99のロレンゾ選手を応援している管理人にも力が入りますが、ロレンゾ選手にとってはロッシ選手のホームと言えるミサノでロッシ選手を負かす事は、チャンピオンシップにおけるハイライトになります。逆にここでロッシ選手の優勝を許すとなると、精神的にもポイント差としても厳しい戦いとなります。ここはロレンゾ選手にとっては踏ん張りどころとなる1戦です。
ホルヘ・ロレンゾは厳しい結果となったイギリスGPの後でサンマリノGPを迎える。レースウィーク中、素晴らしい結果をドライコンディションで出していたロレンゾだったが、シルバーストーンでの雨はロレンゾにとって勝利への障害となった。
しかし、この結果は2015年のMotoGPチャンピオンシップ優勝というロレンゾの目標をぶらす事にはならない。ロレンゾのプランはロッシのホームとも言えるミサノでロッシを打ち砕くことだ。ロレンゾはミサノでは素晴らしい結果を残しており、MotoGPクラスでは2008年以降、3回の優勝を含み一度も表彰台を逃していない。
しかし2015年はトラックの路面が敷き直された事もあり、すべてのライダーにとって新しい状況と言える。これがタイヤの寿命とラップタイムに与える影響は未知数であるが、プライベートテストを行ったチームの結果から判断するに、ラップタイムは悪化するようだ。
ミサノサーキットのレイアウトはロレンゾ、そしてM1に合っているが、ロレンゾは彼のチームメイトだけでなく、レプソルホンダ、そしてDucati勢とのバトルにも備える必要がある。Ducatiは新しい路面で何度もテストを行なっているので、序盤のセッションでのアドバンテージがあるだろう。そしてロレンゾがすぐに良いペースで走行できるかどうかは疑問が残る。
ホルヘ・ロレンゾ
「シルバーストーンでは天候の影響で思ったようなレースとはなりませんでした。何とか表彰台圏内に留まろうと全ての力で努力をしましたが、フロントのペースについて行けず、別の問題も出てしまいました。今は気持ちを切り替えてミサノサーキットに集中しています。ここはヤマハにとって特別なサーキットですからね。」
「ヴァレンティーノはホームですから良い気分でレースに挑むと思いますが、自分も過去に良い結果を残しています。どのようなレースになるでしょうね。ヴァレンティーノとの差は12ポイントですが、まだ6戦ありますから追いつくには充分です。ミサノから毎戦最大限の力でプッシュしていきますよ。」