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★MotoGP2017 インターミディエイトタイヤ 2017年は廃止へ

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ミシュランタイヤがMotoGP復帰した時に戻ってきたインターミディエイトタイヤ。一部のライダーは「レースで使えなくとも、フィーリングを掴む上で便利」というような話をしていましたが、2017年は廃止となってしまうようです。 f:id:teletele916:20161210103801p:plain (Photo courtesy of michelin) 

グランプリコミッションによると、MotoGPにおいてインターミディエイトタイヤは今後使用されないということだ。以前のタイヤサプライヤーであるブリヂストンは、スリックとレインタイヤのみしか供給していなかったが、ミシュランは今年MotoGPのタイヤサプライヤーとなったことを受けて、第三のタイヤを供給していた。


しかし、実際のところトラックコンディションがスリックもしくはレインタイヤに適していない時というのは少なく、シーズン終盤には2017年にインターミディエイトタイヤはいらなのではという議論がされていた。ミシュランのニコラ・グベールは、先月のバレンシア最終戦において「ドルナがインターミディエイトを用意するように要請したんです。特にフリープラクティスの間は、ライダーはトラックがハーフウェット、ハーフドライの状態でコースに出ることがあるかもしれませんからね。」と話していた。


「ですから、もちろん我々は喜んでこれを用意しました。ただシーズンが進む中で、我々のミディアムレインタイヤは乾いていくトラック、もしくは完全に乾いた路面でも問題なく走行できることがわかりました。今年何度か、全く同じタイミングでトラック上でスリック、ウェット、インターミディエイトタイヤを使っているライダー達がいて、数周の走行の中で全く問題が起きていませんでした。それにドルナも気づいており、現在ドルナと話をしているところです。恐らくインターミディエイトを来年投入する必要はないかもしれないと言ったんです。」


「ドルナからのリクエストがあったと言ったように、最初にインターミディエイトを持ち込んだ時は、多くのライダーやチームはこれを気に入りませんでした。今ではドライのトラックをレインタイヤで走れることもわかりましたから、必要はないのかもしれません。来年インターミディエイトがなくなるとは言いませんが、レギュレーションがどうなるかを話あっているところです。」


最終的な決定はセーフティコミッションとの話し合いで決まり、ミシュランによって承認された。インターミディエイトタイヤはなくなるが、2017年のレインタイヤとスリックタイヤの最大本数は変わらない。しかしフロントとリアのスリックに関しては、新しい種類のタイヤが使用可能となる。

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