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★MotoGP2016ムジェロGP マルケス「ロッシのコメントには感謝したい」

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木曜のプレスカンファレンスでもドルナがボディーガードを要請したようだが?という質問が出ていましたが、マルケス選手はその場でハッキリと「自分はボディーガードはいらない」と話していました。これに対してロッシ選手がファンに呼びかけを行ったようですが、そうした不安が出てきてしまうというのは残念ですね。話は変わってインターミディエイトに関する質問では、マルケス選手はあまり好きではないと語っています。

★MotoGP2016ムジェロGP マルケス「ロッシのコメントには感謝したい」

レプソルホンダのマルク・マルケスはライバルのヴァレンティーノ・ロッシが彼のファンに対して「全てのMotoGPライダーに尊敬を表して欲しい」と語った事を歓迎した。マルケスは昨年のタイトル争いにおいて、ロッシを陥れるために陰謀を図ったと非難を受けたが、そんな中ロレンゾはロッシの地元であるムジェロのファンから身を守るためにボディガードを雇っている。9度の世界タイトル保持者であるロッシはイタリアのプレスに、ファンは全ての選手を尊敬を持って扱うようにという趣向の発言をした。

マルク・マルケス

「良いことだと思いますし、そういったコメントをしてくれた事に感謝したいです。でも自分はパドックでは本当に良い印象を受けていますよ。自分にとってはいつものGPのような雰囲気ですね。いつもよりイエローの旗が目立ちますけど(※ロッシファン)、それは当たり前だと思います。イタリアでのレースなんだしロッシのホームサーキットですから、それは尊重しています。最も重要な事は自分達はトラックでファンのためにレースをするという事です。」


マルケスはFP2では5位タイムでトップのアンドレア・イアンノーネからは0.6秒遅れているが、未だにRC213Vは加速で失っている部分が多いと語る。ロッシと同様にマルケスもFP1ではピットレーンでスタートの練習を繰り返しており、この部分を今シーズンにかけて改善してく必要があると考えているようだ。


「ホンダのバイクで速く走ろうと思ったら、常に限界でプッシュしないといけません。ここでは加速はまだ良いほうですね。ここでは多くの向き変えのセクションがありますし、ロレンゾが好きな流れるようなコーナーもあります。フィーリングは非常に良いんですが未だに加速で失っている事は事実です。特にコーナー出口の安定感について集中する必要がありますが、その他の部分はバイクのフィーリングは良いですねルールには妙なところがあって、スタート練習はセーフティーコミッションやレースディレクターが決めた特定のゾーンでしか出来ないとなっているんですが、何故かピットレーンでは練習をしても良いことになっているんですよね。またその他の部分についても改善が必要な項目をテストしていました。現状ではスタートは自分の強いポイントとは言えません。昨年はスタートは悪くなくてオーバーテイクは簡単に出来た状態だったんです。今年は加速という問題点がありますから、オーバテイクでも問題がありますので、スタートの改善が必要なんです。」


マルケスはインターミディエイトタイヤを路面が濡れていたFP1で試す機会があったが、あまり好きなコンパウンドではないと語る。


「インターミディエイトは使いましたけど、すぐにピットに戻りました。前にも数回話していますけどインターミディエイトは好きじゃないんです。今朝は試せる機会でしたけど、問題点としては限界がわからないことなんです。ですから誰もリスクを冒さないわけですね。チームには「インターミディエイトを一番最初に試すライダーにはならない」って言ったんです。カルかヘルナンデス、レディングが試すと思ったんですが、結局自分はロッシやロレンゾ、ペドロサと戦うわけですからね。彼らが出走しなかったので、自分も出走しなかったんですよ。もしレースがこういう調子であれば、誰もインターミディエイトは履かないと思います。彼らはスリックで走るでしょう。確かに予選や練習走行の1セッションなら保つかもしれませんが、自分は好きではないですね。」

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