気になるバイクニュース。

世界のバイクニュース、MotoGP最新情報、各メーカーの新車情報などを紹介しているブログメディアです。

★ヤマハ インターモトにおいて2017年型YZF-R6を発表か?

Sponsored Link

ヤマハが新型のYZF-R6をドイツで開催されるインターモトにおいて発表するかもしれないという噂が出てきました。各社ともに、もはや全く売れない600ccのスポーツバイクの新車はリリースしないだろうと思われて久しい昨今ですが、しっかりとティーザービデオを用意するあたり、かなり本気なのかもしれません。エンジン音は明らかに直4の甲高いサウンドですが、どれだけ進化しているのか楽しみですね。 f:id:teletele916:20160916092637p:plain ヤマハが何らかの新しいスポーツバイクをリリースする動きがあるというのが明らかになって1ヶ月ほど経った。YZF-R1は登場から2年が経ち、ヤマハはその成功の後を追おうとしているタイミングと言える。つまり、新型YZF-R6が登場すべき時だ。ヤマハは今日はウェブサイトとソーシャルメディアに1つのティーザービデオを公開した。このビデオが語る情報はほとんどなく、ライダーがレーストラックを走っているだけのビデオだ。しかしそのエンジンサウンドは大きなヒントと言える。

f:id:teletele916:20160916092703p:plain このビデオで流れているのは叫び声のようなマルチシリンダーエンジンの音だ。聞く限りは、フラットプレーンクランクシャフトの直列4気筒エンジンで、まるで成層圏まで駆け上って行きそうな高回転サウンドだ。つまり、スーパースポーツバイクの登場がもうすぐそこまで迫っていると予感させる。ビデオの最後には10月4日という日付があり、これはドイツのケルンで開催されるインターモトのプレスデーの初日と同日となる。 f:id:teletele916:20160916092732p:plain エンジンに関する予想が正しければ、ヤマハは最新型のR6にクロスプレーンクランクシャフトを与えなかったということになる。ヤマハがクロスプレーン型クランクシャフトのメリットを説いてだいぶ経つことを考えると、これは注目すべき内容だ。ヤマハはFZ-09やFZ-07のような3気筒や2気筒のバイクでさえ、マーケーティングの意味合いにおいて”クロスプレーンエンジン”と呼んでさえいる。確かに技術的には正しいが。。(※アメリカ市場ではそういった文句で販売しているところもあるということでしょうか。) f:id:teletele916:20160916092735p:plain 2017年型のYZF−R6をクロスプレーンにしなかったのは、YZF-R1との差別化を図るという意味合いがあったのかもしれない。メーカーは1000ccスーパースポーツが600ccのスーパースポーツバイクよりも僅かに高いだけという状況で、600ccのスーパースポーツバイクの販売に苦戦している。そして、600ccのバイクというのは、パワーにしても搭載している最新装備にしても劣るわけだ。これらの理由から、600ccのスーパースポーツ車両には、単純に排気量が小さくなっただけという以上の何かを期待されているのだ。ヤマハがこの難しい課題を成功させるのかどうかは、時が経てばわかるだろう。

www.asphaltandrubber.com