★ヤマハMT-10 FZ-10の名称でアメリカで発売へ。

どうやらアメリカ市場においてMT-10はFZ-10の名称で登場することになるようです。欧州で先に販売が開始されるモデルという事で登場したため、アメリカでは発売されないのか？というような話も出ていましたが、アメリカのライダーはこれで一安心というところでしょうか。日本の場合は果たしてプレストコーポレーション扱いとなるのか、さらにマフラーも変更となるのかなどはまだ不明です。

昨年ヤマハがEICMAでMT-10を発表した時、その評価は真っ二つに分かれた。エクストリームライディング世代へのオマージュであるMT-10は、オヤジのFZ1とは異なる。アメリカへのMT-10上陸に関する防護網は高まっているように思っていたが、最近カリフォルニア大気資源委員会（CARB)に登録された内容によると、MT-10は2017年にアメリカではFZ-10と呼ばれるモデルとなるようだ。

日本のダークサイドに新たなリッターバイクが加わるわけで、Z-10はYZF-R1のクロスプレーン、直列4気筒、999ccエンジンを搭載する。これはFZ-10はR1と似たようなエレクトロニクスを装備することになるわけで、3レベルのトラクションコントロールシステム、ライディングモード、スリッパークラッチなどを装備するわけだ。スタイリングもFZ-MTラインのもので、若いライダーをヤマハに呼びこむことになるだろう。価格に関する発表はないが、おそらくディーラーの店頭に年内には並び始めるだろう。ライディングコミュニティーからこのバイクが受けた反応以外（※真っ二つの論調）に理由が場合、我々はFZ-10がヤマハのラインナップに加わるのを心待ちにしている。また、こうした疑問も聞いてみる必要がある。「このバイクの乗る機会があれば乗りたいと思うだろうか？」