★チェーンの交換時期を知るには？

乗車前の暖気中に最低限やっておきたいチェック項目としては、前後ブレーキは効くか？ブレーキランプは付くか？ライト、ウインカーは点くか？タイヤを押して空気圧は十分か？異物は刺さっていないか？チェーン、スプロケットの摩耗はどうか？スロットルの動きに引っかかり、戻し側ワイヤーのテンションは問題ないか？などなど考え出せば切りがありませんが、管理人のCRFは暖気に時間がかかるのもあり、こうしたチェックは日常的に行っています。チェーンのチェックもご紹介する記事のように簡単に行えますので、乗車前の準備運動のついでにいかがでしょうか？(※準備運動をするのは管理人同様にオヤヂライダーだけかもしれませんが。。)

経験を積んだライダーは摩耗したチェーンを見分ける目を持っている。彼らが指先やつま先でチェーンのテンションを確認する姿を目にすることもあるだろう。僅かな観察であっても彼らはバイクのコンディションを理解することが出来るのだ。愛車のチェーンの状態が気になったら、10秒もあれば簡単にチェックすることが可能だ。

まずチェーンはグリスアップされているだろうか？チェーンに何か付着していないだろうか？チェーンはしっかりと清掃し、給油してやる必要がある。錆はあるだろうか？実際チェーンの張りの調整というものは、ライダーが思っている以上に必要なものだ。アライメントが合っているかどうかは、チェーンの内側のプレートの摩耗の具合で知る事が出来る。これはスプロケットの歯の摩耗の具合でも知る事が出来る。

チェーンの状態を最も素早く知る方法としては、膝をついてしっかりと観察することだ。スプロケットの歯が片側のみアーチを描いているのは良くない。もしそういった状態になっていればスプロケットの交換が必要だ。スプロケットがこうした状態であればチェーンも摩耗しているはずだ。リアスプロケットの後端からチェーンを引っ張ってみて、チェーンをスプロケットの歯から外そうとした時、新品のチェーンであればほとんど動く事はない。スプロケットの歯の半分ほどでもチェーンを動かす事が出来た場合、チェーンを交換する必要があるだろう。これは乗車前にタイヤの空気圧を確認するついでに出来る事だ。ところでこうした乗車前の空気圧チェックを行っているだろうか？

バイクのチェーンというのは、ライダーの不器用なスロットル操作、乱暴なシフトダウンなどに酷使されている。またウイリーやバーンアウトなどの馬鹿げた行為などでも酷使されているわけだ。バイクを大事にすること。そうすればバイクもライダーを大事にしてくれるだろう。


（※余談　別に円陣屋さんの回しものではないので悪しからず。。）普通に街中を歩いていてもチェーンに給油がされていない、もしくは遊びが多すぎて異音を撒き散らしているバイクが多数いますが、馬力云々の話をする前に駆動系のメンテナンスがしっかり出来ていないと全く意味がありません。管理人は円陣屋至高のチェーンオイルを草レース時代から愛用しておりますが、塗った直後は古いオイルやらが溶け出して飛び散り、リヤフェンダーやタイヤ側面がオイルでベトベトになりますが、一度オイルが行き渡ると押し引きレベルでバイクが軽くなります。キャリパーピストンの揉み出し、適正空気圧のタイヤと合わせて整備すると感動する事間違いなしです。

www.motorcycle.com