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★セパンテスト2日目 ロリス・バス「290km/hで転倒した!」

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今回のバス選手の転倒の原因はイマイチはっきりとした情報が出て来ませんが、Avintiaがミシュランの指定空気圧に従っていなかった疑いもあるという情報も、車体の不備だという話もあります。David Emmettさんあたりからもこれだ!という話が出てきていないようですので、憶測は語らないほうが良いかと思いますが、転倒の原因がソフトタイヤなのか不明だという事を受けて、最終日の今日も選手達はハードタイヤで走行しています。

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ロリス・バズにとって火曜日は落ち着いたスタートとなった。彼は最初のピットアウトで徐々にタイムを向上。その後さらにペースを上げている中でストレート上で290km/hで走行中にクラッシュ。バイクから投げ出され、テストは1時間以上にわたって中断された。

Avintiaはバイクのメカニカル部分での欠陥を見つけられず、ミシュランはバズのリヤタイヤの分析を始めた。Avintiaはミシュランのエンジニアの勧めに従っていたと強調。結果としてミシュランは予防策としてソフトコンパウンドのリヤタイヤをテストから引き上げた。これにより、残りのMotoGPライダー達はセッション終了までハードコンパウンドのリヤタイヤを使用する事となった。この転倒にも関わらずバスは午後のテストに参加。ただタイムを向上させる事は出来ず、この日を19番手で終えた。

 

ロリス・バス

「一日のスタートは良かったんです。ラップタイムを向上させるためにソフトタイヤを使用したんです。ラップタイムは大して良くありませんでしたけど昨日からは速くなりました。その後リヤタイヤに問題が出て、290km/hで転倒したんです。自分のバイクは完全に潰れてしまいました。幸運にも自分は無傷でしたが、こういう種類の転倒のあとはエネルギーが無くなってしまいますからね。まるで20時間トレーニングをしたかのように筋肉が疲れてしまうんですよ。最後の2時間に再び走れるようにメカニックが素晴らしい仕事をしてくれました。ただ、少し疲れていましたしプッシュしてまた転倒したくなかったので、プッシュはしませんでした。サスペンションのパーツを試す中で昨日のタイムは出すことが出来ましたけど、パーツ自体は気に入りませんでしたね。」