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★ロリス・バズ「転倒のせいでテスト時間がなくなってしまった」

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セパンテストでは290km/hでストレート上で転倒したバス選手。タイヤの空気圧不足によるバーストとも言われていますが、まだ原因は明らかになっていないようです。とにもかくにも無事で済んだのは何よりでした。

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ロリス・バスはセパンでの290km/hのGP14.2での転倒について語った。バズはフォワードヤマハに2015年に乗りオープンクラスでトップ、28ポイントを獲得した。2016年にAvintiaからDucati GP14.2で参戦する。

Q

「ロリス、セパンでの転倒では何が起きたんでしょうか?」

ロリス・バス

「転倒のあとはグロッキーでしたね。もっとひどいことになる可能性があったんですが、たいした怪我もなく膝の打撲のみでほかは無事でした。今回の問題はタイヤです。しかしチームも現段階では断定しないほうが良いと言われていますので、原因は今のところから不明です。フィリップアイランドのテストの前には原因がわかると良いのですが。」


Q

「昨年のヤマハと比べてDucatiはどうですか?」

ロリス・バス

「今のところはうまく行っていると思います。ヤマハに比べるとGP14.2はエンジンパワーが強烈です。パワーデリバリーもアグレッシブですね。タイヤとエレクトロニクスも変わっているのでこうした違いも大きいのですが。最初からDucatiは良い感触でした。セパンでは少し複雑でしたね。あの転倒で時間が無くなってしまいましたし、次の日は雨でしたから十分な走行データが得られませんでしたし、テストのプログラムを消化出来ていないんです。バイクのエルゴノミクスを詰めて、自分に合ったポジションを見つける必要があります。フィリップアイランドでは新しいシートユニットと新しいフットペグを用意してくれます。」
 

Q

「改善が必要なのは他にはどの部分でしょうか?」

ロリス・バス

「エルゴノミクス以外ではまだ改善が必要なところは多くて、セパンではリヤタイヤに苦しめられました。ただオーストラリアは全く異なるサーキットです。バイクになれる中で異なるサーキットにおいて問題を解決する事が大事ですね。タイヤとエレクトロニクスに慣れることもそうです。そうしてはじめてレースで準備万端となりますね。」
 

Q

「Ducatiからのサポートはどのような体制なんでしょうか?」

ロリス・バス

「DucatIからは常に2人ボックスに来てもらっています。自分もバルベラもテレメンタリーのエキスパートがついています。1日の終わりにはDucatiのエンジニアとパオロ・チャバティが訪ねてきます。彼らはフィードバック、自分達の作業内容などを聞いてくれ、全体的に彼らが関わってくれるので良い感じですね。」
 

Q

「フィリップアイランドテストでの目標は何でしょうか?」

ロリス・バズ

「テストではこれといった目標は設けていません。ミス無くバイクのスピピードに適応するという事ですね。カタールでの開幕までに古にポテンシャルを発揮できる状況になるという事が目標と言えるでしょう。現時点ではたいむは気にしていません。もちろんフロントのライダー達には接近したいですけどね。」
 
ロリス・バスはチームメイトのエクトル・バルベラと共に、2月24日〜26日にアンドラで開催されるAvintiaの2016年のプレゼンテーションに参加する。