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★MotoGP2016 アレイシ・エスパロガロ「スコットも自分達も本当にラッキーだった。」

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先週のアルゼンチンGPではフリープラクティスでスコット・レディング選手の後ろを走行していたアレイシ選手。目の前で衝撃的な光景を見ているからこそ、レースディレクションがすぐにセッションを再開した事に怒りを表明しています。

★MotoGP2016 アレイシ・エスパロガロ「スコットも自分達も本当にラッキーだった。」

エクスタースズキのアレイシ・エスパロガロはスコット・レディングのリアタイヤにアルゼンチンGPのフリープラクティスで起きた問題について怒りを表した。最終となるフリープラクティスを高速で走行中にレディングのリアタイヤのトッププレイヤーが剥がれ、Pramac Ducati機のリア部分にダメージを与えた。デブリが背中に激しくぶつかりながらも幸運にもレディングはバイクをコントロールすることが出来た。エスパロガロはトラックがあまりにもすぐに走行可能となったこと、その後になって問題を調査するためにセッションが中止されたことに苛立ちを隠さない。

アレイシ・エスパロガロ

「タイヤを向上させようと努力をしてきていて、問題が起きることはあります。でもスコットの事故の後の処理が気に入りません。マレーシアでのロリス・バズの事故もありますし、スコットも自分達も本当にラッキーだったと思います。2分後に走行が再開された事には本当に頭に来ました。自分達は遊びで走ってるわけじゃないんですよ。(※命をかけて走っているという事)ミシュランはタイヤを向上して欲しいし、二度とこのような事が起きないようにして欲しいですね。自分はこうしたタイヤの問題は経験がありません。先週のアルゼンチンではマーヴェリックとラバトのタイヤに僅かなカットが入っていましたが、一番大きな問題はいつだってDucatiに起きるんですよ。彼らのバイクは馬力があるし、リアタイヤの消耗も激しいんでしょう。でもこれはDucatiの責任では無いと思います。彼らは自分からすればナンバーワンのバイクを所有しています。最高のエンジンですしね。彼らは昨年最も賢い戦略を取りました。ミシュランが性能を向上すべきでしょう。」


ミシュランはその後すぐにミディアムとハードの両タイヤをレースから引き上げ、日曜のレースに備えて強靭構造を持った新しいタイヤを投入した。しかし日曜朝の天候によりもともと使用する予定だったタイヤを使用し、レースの中盤にバイクを交換するという手法を合わせてレースが行われた。エスパロガロはカル・クラッチローとともにターン1で転倒。自分自身のミスを認めた。

アレイシ・エスパロガロ

「アルゼンチンでは良い形で進んでいたので残念でした。レースウィークを通じて戦闘力が高かったですからね。レースの序盤に熱くなりすぎて転倒してしまいました。大事な事は自分達が向上しているという事。オースティンではまた良いステップが踏めると思っています。左手が少し痛みますけど大丈夫ですよ。ウェットパッチで転倒したのかは定かではありません。自分の速度は遅かったですから、恐らく小さいウェットパッチを踏んだんでしょうね。ちょっとしたミスで転倒をしてしまいました。昨年はレース用のタイヤで非常に戦闘力が高かったですから、モチベーションは高いですよ。最速タイムでは上から3番手でしたからね。昨年はロングストレートで苦戦しましたが、パワーは上がっていますし、良い週末になると思います。明日からバイクに乗るのが待ちきれませんね。」

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