★Ducati EICMAでDucatiスクランブラーカフェレーサーを発表
Sponsored Link
EICMAにおいて、Ducatiは新たに2種類のDucatiスクランブラーの派生モデルを登場させました。こちらのカフェレーサーは、今の欧州でのトレンドであるカフェレーサーに乗っかったモデルと言えますが、全体的にセンス良くまとまった車両ですね。 Ducatiビンテージラインナップの別バージョンとしてDucatiスクランブラーカフェレーサーが加わった。他のメーカーが追っているトレンドに従い、Ducatiはスクランブラーをカフェレーサーに仕立てた。エンジンはオールドスクールの803cc空冷エンジンで、メンテナンスなどが用意で低価格な車両となる。
テイストのあるスタイルで、75馬力のこのマシンはレトロスタイルが好きなライダー達には魅力的だろうし、ガレージにもう1台ベーシックなストリートバイクを加えたいと思っているライダーにも良いだろう。 Ducatiスクランブラーカフェレーサーは、17インチホイールを採用しているものの、現行のスクランブラーとそこまで大きく見た目が異なるモデルではない。タイヤはピレリのDiablo Rosso IIIストリートタイヤだ。バーエンドミラー、ナンバープレートがそのルックスの完成度を高めている。
このバイクはDucatiのスクランブラーDirt Sled、Ducatiモンスター797と同時に登場したもの。こおのカフェレーサーは今回のEICMAで登場した3台の空冷モデルのうちの1台だ。2バルブのDucatiを購入する際に、ライダーにさらに選択肢を与えたと言える。
これによって、Ducatiは低価格でベーシックなバイクを求めているライダーに対して強力なラインナップを持ったことになる。またこのイタリアブランドが成長を続けるセグメントにおいて競争力を増したということでもある。カフェレーサーというカテゴリーのバイクが、どの程度生き残っていくのかは定かではない。しかしDucatiはこの車両によって、シーンをあと1シーズン、もしくは2シーズンほど延命させるかもしれない。
Ducatiスクランブラーカフェレーサーはアメリカ市場では、2017年4月頃にディーラーに並ぶ見通しで、価格は$11,395となる。