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★Ducati EICMAで162kg220馬力の1299スーパーレジェーラを発表

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Ducatiの1299スーパーレジェーラの詳細スペックが明らかになりました。装備重量162kg、レースキット装着で220馬力ということで、パワーウェイトレシオは0.73となります。これだけのスペックで836万円というのはバーゲンプライスと言えるのではないでしょうか。もちろん管理人は買えませんが(笑) f:id:teletele916:20161107133756p:plain Ducati1299スーパーレジェーラの写真が先週リークした。またこの車両のある程度の詳細に関してはProject 1408の車両ということでわかっていた。しかしこれらのいずれも、今日EICMAショーが始まる前にDucatiが発表したこのバイクの凄さを損なうものではない。

f:id:teletele916:20161107133753p:plain 1199スーパーレジェーラと同様に、1299スーパーレジェーラはスーパーバイクプラットフォームのリミテッドバージョンだ。これはDucatiが今まで製造した中で、最軽量で最もパワーがあるストリートリーガルのバイクだ。

f:id:teletele916:20161107133752p:plain シャーシ、フレーム、スイングアーム、ホイール、ボディワークにカーボンファイバーを仕様し、様々な貴重な素材を使用している。またアクラポビッチのレースエキゾーストを採用しており、その他のレースキットと組み合わせると、Ducati1299スーパーレジェーラは220馬力を発生、装備重量で162kgということになる。実に素晴らしい。

f:id:teletele916:20161107133755p:plain このパワーを得るため、Ducatiは1299に過去のスーパーレジェーラ、現行のパニガーレRと同じアプローチを取り、チタンバルブ、クランクシャフトにはタングステンがインサートされ、軽量のコンロッドを採用している。

f:id:teletele916:20161107133754p:plain サスペンションはオーリンズのフルアジャスタブルのFL963フォーク、TTX36リアショックを使用する。ブレーキはブレンボのM50キャリパー、330mmディスクを使用する。僅か150kgの乾燥重量を実現するために、カーボンファイバーを多様している。最も素晴らしいといえるのはヘッドストック/エアボックスを兼ねるパーツ、そしてスイングアームだ。(この2つがフレームレスのこのバイクにおいてフレームと言える部分え、1299ccの90度Vツインエンジンがダイレクトにマウントされる。)またホイールもカーボンファイバーとなっている


エレクトロニクスは1299スーパーレジェーラになったと同時に改められ、慣性計測ユニット(IMU)が採用され、これが特別なアルゴリズムを採用するアンチロックブレーキとエレクトロニクスをコントロールする。つまり、スライド、スピンコントロールをこのバイクは装備しており、これらがトラクションコントロールパッケージとしてそれぞれ独立して作動する。このアップグレードはDucatiのMotoGP、WSBKの経験がフィードバックされたもの。


Ducatiローンチコントロールも装備され、停止状態からの完璧なスタートを実現する。全世界限定500台で、USドルで$80,000(※約836万円)となり、欧州価格は€83,000となるが、この価格でもDucatiが販売に苦戦するとはとても思えない。

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