★ヤマハ XSR900を発表
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ヤマハは国内外のカスタムショップと協力して色々な新型モデルを生み出すという試みを続けているようですが、今回のXSR900はローランド・サンズとの協力によってデザインが出来たようですね。本文中にある「イタリアブランドのやり方」というのは、なんとなくDucatiのスクランブラーの事を言っているような気がします。
もしFZ-09がカフェレーサーのようなルックスであったらどうなるだろう?と考えたことがあるとしたら、XSR900がその回答だ。EICMAで登場する2016年型ヤマハXSR900は、ヤマハの”スポーツヘリテージ”ラインを作ろうとする試みと言える。
この車両はスキニージーンズを来て、ヒゲを生やした連中に好まれそうなモデルであるが、ヤマハの”ヘリテージ”ラインへのアプローチはイタリアのあるブランドのやり方よりは、より誠実なやり方であると言えよう。XSR900のスタイリングはローランド・サンズ・デザインによって創りだされたもの。ヤマハはこのバイクに最新モデルとしての部分も持たせてはいるものの、自分のガレージに”シンプル”なバイクを欲しいライダーのことも考え、必要以上の最新技術を盛り込んではいない。
XSR900はトラクションコントロール、ABS、調整式サスペンションを備えているが、デザイン要素の中に上手く取り込まれている。シャーシはMT-09、FZ-09と同様であるが、3気筒のエンジンは850ccの排気量ながらにボリュームがある作りだ。(※スポーツバイク好きからすると)購入したいと思えるバイクでは無いかもしれないが、間違いなく乗ってみたいと思わせるバイクであろう。価格の発表は2016年2月頃の予定。
BY JENSEN BEELER