★Ducati スクランブラーDesert Sled(デザートスレッド)を発表
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DucatiはEICMAでスクランブラーに新たに2車種を加えましたが、こちらのモデルはスクランブラーのオフロードモデルとなります。トラベル量の長いサスペンションを装備、フレームに補強をしたということですが、このバイクで丸太超えだとかゲロ道アタックをするイメージは全くわかないので、あくまでフラットダートを走れるという程度に考えていたほうが良いでしょう。見た目のみのカスタムですが、ハンドガードやキャリアを付けても面白いかもしれませんね。 EICMAでの登場が予想されていたように、Ducatiはスクランブラーのラインナップに新たに2つの車両を加えた。まず1台目となるのがDucatiスクランブラーDesert Sled(デザートスレッド)だ。これはスクランブラーにトラベル量の長いサスペンションを採用、オフロード要素を加えたモデルだ。
スクランブラースタイルのバイクで、LA/バーストー/ヴェガスまで走行するDesert Sledという伝説的なイベントの名前を冠しており、Ducatiは自らのモダンなdirt sledスタイルのバイクを作り上げた。これでスクランブラーのラインナップは5モデルとなった。このバイクは基本的なデュアルスポーツマシンを求めるライダーの間で大きなヒットとなるだろう。
このバイクをシンプルに保つため、Ducatiは803ccの空冷Vツインエンジンを使用。これは同時に発表されたDucatiスクランブラーカフェレーサー、Ducatiモンスター797に使用されているエンジンと同じだ。Ducatiはこのバイクに新たなスイングアームを採用。スチール製のトレリスフレームは補強が施されている。これによってオフロードでの走行時におけるバンプ、ジャンプなどの際に耐久性を高めている。
そのほかには19インチのスポークホイールをフロントに、17インチのスポークホイールをリアに使用している。タイヤにはピレリのScorpioni Rally STRを履く。シートも新たに開発されたもので、クッション性が増している。
Euro4に対応したエンジンは75馬力を発生。これはダート路面での走行には十分なもので、町中を走るのにも十分だ。このDesert Sled(デザートスレッド)をオフロードラインナップに加えた事で、ムルティストラーダ1200エンデューロはADVバイクとして、このDesert Sled(デザートスレッド)はショートツーリングでの軽量マシンという役目を担うこととなる。DucatiスクランブラーDesert Sled(デザートスレッド)はアメリカ市場において2017年3月頃に登場する見通しで、価格は$11,395となる。 www.asphaltandrubber.com