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★マルケス「アッセンは自分のライディングスタイルに合っている」

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昨年のアッセンは最終ラップのシケインでマルケス選手がロッシ選手のインに飛び込み接触。結果的にロッシ選手を押し出す形となり、ロッシ選手はシケインをショートカットして優勝しました。その後のプレスカンファレンスではお互いの主張が真っ向からぶつかるものの、まだこの頃まで2人の関係は良好でした。今年のレースはどうなるでしょうか。

★マルケス「アッセンは自分のライディングスタイルに合っている」

技術的に向上が続くレプソルホンダだが、マルク・マルケスは今週開催となるアッセンは彼のライディングスタイルに合っていると語る。マルケスはカタルーニャGPにおけるヴァレンティーノ・ロッシとの接戦において2位を獲得しチャンピオンシップのリードを再び確保した。そしてその後オーストリアのRed Bull Ringにおいてデモ走行の前にプライベートテストに参加している。

マルク・マルケス

「カタルーニャの後には2週間のオフがありました。レースから離れて友人と過ごしたり、先週の火曜日はRC213V-SでRed Bull Ringを走ったりと素晴らしい経験が出来ました。でもこうしてアッセンでレースを出来る事が嬉しいです。ここは本当に走っていて楽しいですし、自分のスタイルに合ったサーキットがここから続くという事が重要です。」


残念ながらマルケスにとってカタルーニャテストは実りのあるものではなく、RC213Vの新しいパーツもこれといったブレイクスルーを実現するには至らなかった。


「ステップ・バイ・ステップで少しづつバイクは良くなっています。アッセンでは最初からハードに働いて良いセットアップを見つけたいと思います。そして表彰台を狙いたいですね。アッセンでは天候が読めないですからね。その点は注意が必要なのと、週の初めから速いペースで走れるようにしたいと思います。」


昨年ダッチTTではマルケスはロッシをずっと追う展開で、最終周のシケインでインに飛び込むという見どころもあった。その際の接触でロッシはシケインを曲がりきれず、シケインをショートカットする形となったが、そのままリードを維持して優勝した。接触したもののマルケスにはロッシを抜こうとする権利があり、ロッシの側にもコーナーをショートカットする意思は無かったとして、レースディレクションはこの接触に関しては両ライダーに対してはいかなる処罰も与えないという判断を下した。マルケスはこの決定は受け入れられないとすぐに表明し、「モトクロスのように走っても良いのだ」という教訓をロッシから学んだとコメントしている。


両者の間の緊張はその後のセパンで急激に高まったものの、結果的に先のカタルーニャGPにおいて優勝したロッシと2位となったマルケスはパルクフェルメで握手を交わしている。チームメイトのペドロサは3位となり、マルケスから43ポイント離されたチャンピオンシップ4位となっている。


「カタルーニャでは最終ラップに良い走行が出来ました。バトルも楽しめ2位に終わったとは言え、アッセンでも同様に素晴らしい仕事を続ける必要があります。異なるコンディションでどのような感触を得られるかですね。最近のレースよりは涼しいレースになるでしょうし、高速のサーキットですからね。アッセンでは前の可能性も非常に高いですし、レースウィークと将来に備えて素晴らしい仕事をするために十分なドライセッションがあると良いですね。先週の火曜日はオーストリアのRed Bull Ringでのビデオ撮影を楽しみました。あのトラックは素晴らしい造りのトラックです。最高のストリートバイクであるRC213V-Sでの走行も楽しめました。」

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