★スズキ アメリカで68,000台を超える大規模なリコールを発表
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スズキから北米モデルの大規模リコールが発表されました。レギュレーター/整流器に関するもので、症状としてはバッテリーが十分に充電されない、放電するという事のようです。対称となるのは大型車両がほとんどなので結構シビアなリコールです。日本市場での発表はまだないようですが、北米仕様の車両でリコールという事は間違いなく日本でも対象になる車両が出てくると思われます。
アメリカスズキはNHTSA(米国運輸省道路交通安全局)に大規模なリコールを届けた。これは68,344台のバイクに影響するリコールで、対象となるバイクは複数車種に渡るもののリコールの箇所は同様の電子的な問題とのこと。リコールの届出によると、リコール箇所は回路基板の中のレギュレーター/整流器に関するもので、バッテリーが十分に充電されない恐れがあるという。
これは同様にバッテリーの放電にもつながり、バイクの始動が困難になる恐れがある。そのため、アメリカスズキは対象となる車両へのリコール対策を2016年の3月4日から開始する。対象となる車種は下記の通り。
2008年から2012年モデル
- Suzuki AN400 2008-2012
- Suzuki DL1000 2008-2009
- Suzuki GSF1250S 2008-2010
- Suzuki GSX-R600 2008-2010
- Suzuki GSX-R750 2008
- Suzuki GSX1300BK 2008-2012
- Suzuki GSX1300R 2008-2010
- Suzuki GSX650F 2009-2010
- Suzuki SFV650 2008-2010
- Suzuki VLR1800 2009-2010
- Suzuki VZ1500
通常のリコールと同様にスズキはオーナーにリコール内容を通知、スズキのディーラーはレギュレーター/整流器を対策品に無料で交換する。不安なユーザーはスズキのカスタマーサービス1-800-444-5077に電話し、リコールナンバーである2A56から2A64を伝えること。また、NHTSA(米国運輸省道路交通安全局)の番号は1-888-327-4236、ウェブアドレスはsafercar.govとなる。
by Jensen Beeler