★Ducati 北米市場でスクランブラーのリコールを発表
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Ducatiの2015年、2016年モデルのスクランブラー(北米モデル)のサイドスタンドポジションセンサーに関するリコールが発表されました。 Ducatiは2015年、2016年モデルの中で特定のスクランブラーについて、サイドスタンドポジションセンサーのリコールを届けた。北米では5,502台がこれに該当する。アメリカ合衆国運輸省(NHTSA)の内容によると、サイドスタンドピボットボルトの長さが足りずナットが外れる可能性があり、これによってボルトが緩むことがあるという。これによってセンサーがスタンドの正しい位置を検知することが難しくなる可能性がある。
こうした問題がある車両が停車してスタンドを出すと、再始動が出来なくなる恐れがあるという。ライディング中にセンサースイッチピンが外れると、エンジンが停止する恐れもあるとのこと。サイドスタンドが正しい位置に戻れば、エンジンの始動やライディングも可能となる可能性がある。
Ducatiはこの内容に関連した報告を2016年6月に受け取り、世界中でこのリコール内容に関連する34の転倒事例を発見した。12月5日にDucatiはリコール対策を開始、それ以降はこのリコールに関連する転倒や怪我は報告されていない。
ディーラーは変更が施されたサイドスタンドピボットボルトへの交換を行う。新しいボルトは古いボルトのネジ部が15mmのところ17mmとなっており。外観もブラックとなる。ディラーは35Nmのトルクでこのボルトを、ネジ緩止め剤を使用して取り付ける。