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★ティト・ラバト「最初のテストの目的はバイクとタイヤへの感覚を取り戻すこと」

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ジャック・ミラー選手の欠場により、Marc VDS唯一のライダーとしてセパンに参加するラバト選手ですが、まずはMotoGP機の感覚とタイヤの感覚を取り戻す事が先決と語っています。Moto2からステップアップしてきたラバト選手からすると、統一ソフトウェアについてどのように感じるのか気になるところです。

★ティト・ラバト「最初のテストの目的はバイクとタイヤへの感覚を取り戻すこと」

チームメイトのジャック・ミラーがセパンテストを怪我により欠席となる中、ティト・ラバトはセパンテストに向けて準備を進めている。Estrella Galicia 0,0 Marc VDSは今週マレーシアに向かい、セパンインターナショナルサーキットにおいて2016年のMotoGPの3日間のテストを開始する。

ジャック・ミラーは2週間ほど前に練習の事故により右側の腓骨と脛骨を骨折したために、マレーシアテストには参加しない。21歳のミラーは手術を受け、2月17日からのフィリップアイランドでのテストに向けて既にトレーニングに戻っている。ミラーの不在はラバトがTeam Estrella Galicia 0,0 Marc VDSの唯一のライダーという事を意味する。元Moto2のチャンピオンは、ホンダのRC213Vとミシュランタイヤへ慣れる作業を昨年ヴァレンシアで行った。セパンはラバトにとって統一ECUと合わせてテストをする最初の機会となる。

ティト・ラバト

「マレーシアで作業を再開するのを待ち望んでいました。最初のテストの目的はシンプルで、2ヶ月以上のブランクからバイクとタイヤへの感覚を取り戻すことです。セパンではヴァレンシアでの素晴らしいスタートに続き、新しいクルー達とのコミュニケーションを深める機会でもあります。セパンテストの終わりで、バイクへのフィーリングと自信を向上させることが出来たら満足ですね。今シーズンは多くを学ばねばなりませんから、カタールの開幕までの9日間のテストを大事にしたいですね。」

マイケル・バルレミー

「彼とはMoto2で一緒にやっているから良くわかっています。Moto2ではティトは非常にコントロールされて論理的なアプローチをテストでは行っていました。そのおかげで彼は今MotoGPにいるんだと思いますね。セパンでは物凄い結果が出ることを期待しているわけではありません。ただ彼がバイクのキャパシティーとタイヤを理解すれば、どんどんと向上していくと思います。彼は多くを吸収する必要があります。セパンは彼にとってECUと統一ECUを初めてテストする場となります。ただ彼は上手くやっていけると思います。ジャックがセパンに参加出来ないのは残念ですが、2回目のプレシーズンテストとなるフィリップアイランドで合流出来ることを期待しています。」

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