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★2016年に登場が待ち遠しいバイクTOP10

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イギリスのサイトVisordownに2016年に登場が待ち遠しいバイクのTOP10という主観に満ちた記事がありました。イギリスのサイトらしく細かいうんちくが多いんですが、スズキのGSX-R1000がトップに来ているので良しとしましょう(笑)鈴菌の管理人の主観としては上位のDucati2台よりはヤマハのXSR900とBMWスクランブラーや新型ボンネビルのほうが登場は待ち焦がれている人が多いと思いますが、皆さんはいかがでしょうか?

★2016年に登場が待ち遠しいバイクトップ10

新型モデルが次々と登場したエキサイティングはモーターサイクルショーのシーズンから数ヶ月が経った。2016年モデルのパフォーマンスを味わう前にこれらのモデルのパフォーマンスを色々と想像する時間がたっぷりとあるわけだ。いくつかはそのパフォーマンスが明確で、いくつかはそうではない。しかし今回の10台を我々がリストから選んだ意味を分かってもらえると嬉しい。これは完全に主観に基づくものだ。そして全てのモデルが2015年の終わりに姿を見せているが、もしかしたら誰かの理想のバイクがこの中にいるかもしれないし、この10台のトップにいるかもしれない。

★2016年に登場が待ち遠しいバイクトップ10

10位 Benelli Leoncino

Benelliは最近新車を数多くリリースしている。全てのモデルが注目に値するとは言えないが、いくつかの小排気量バイクはBenelliの名前を蘇らせるものだ。彼らは今や中国資本の企業で、どのモデルがイタリアもしくは中国で生産されているか分かったものではない。しかし中国でもまともな製品は生産出来る。(※iPhoneの事を考えてみると良い)そしてデザインはほぼイタリアで行われているのだ。Leoncinoはスクランブラーバイクだ。そしてコイツはとても見た目が良い。A2ライセンス(※イギリスの免許区分)の車両で、価格帯が適正であれば、そして機械的な不具合が無ければ、良く売れるだろう。良いバイクになることを祈ろう。頼むからBenelliよ、がっかりさせないでくれ。

 

★2016年に登場が待ち遠しいバイクトップ10

9位 BMW G310R

BMWから登場する300ccのこのバイクがヨーロッパの市場でどの程度待ち望まれているのかを知るのは難しい。しかしこのバイクはインドの裕福なライダー、アジアでは待ち望まれているバイクなのだろう。G310Rは確かに興味深いバイクで後方排気(リバースシリンダー)の313ccエンジンを搭載する。誰もたった34馬力のエンジンには関心しないだろうが、BMWがこのバイクを面白いバイクに仕上げてきたとしたら?それを確認するには時間が必要だ。

 

★2016年に登場が待ち遠しいバイクトップ10

8位 Moto Guzzi V9

2016年モデルに関してはトライアンフのボンネビルとDucatiスクランブラーに注目が集まっているが、Moto GuzziはV9 BobberとRoamerをデビューさせた。レトロな見た目であるのは言うに及ばずだが、Guzziはこのバイクの情報がなるべく漏れないようにしていて、このバイクが登場した後もあまり情報が出てこないと言える。またV7 Stornelloという新たなスクランブラーモデルも登場した。Guzziのバイクはどれもトラック上でのスピードを求めたり、ウイリー狂いのライダーに向けたものではない。

 

★2016年に登場が待ち遠しいバイクトップ10

7位 ヤマハ XSR900

新型のXSR900から何を期待すべきかはわかっている。こいつは作業着を来たMT-09だ。しかしこのスピードブロックのカラーリングの素晴らしさなど、ヨダレを垂らすライダーも多いのではなかろうか。価格は8000£以下で、オリジナルのDucati916とほぼ同じ馬力とトルクを持っている。倒立フォーク、ABS、ラジアルブレーキ、トラクションコントロールを装備する。

 

★2016年に登場が待ち遠しいバイクトップ10

6位 BMW R nineT Scrambler

このバイクが気取り屋のためのアクセサリーに過ぎないといったら、非難轟々だろうか?しかしこのバイクはBMWもわかっているように実用的なバイクではないし、スクランブラーとしての用途で使われることもないだろう。そしてそれを気にするような顧客は誰一人としていないだろう。もしこのバイクがカッコイイと思って購入するのであれば、それで良いのだ。彼らを気取り屋と言えば良い。だが、どこで線引をするのだろうか?もし自分が買おうと思ったTシャツを買うのを、金持ちがより高いシャツ購入するのも見てためらうだろうか?またプロに髪を切ってもらう代わりに母親に髪を切ってもらうだろうか?スタイルと素材で言えば、R nineT Scramblerは見た目もフィーリングも名前以上だろう。またライディングの観点からすると、過去のBMWのように巨大で重いボックスを搭載してオフロード走行に向いたモデルではない。願わくばR nineTが乗って楽しいモデルで、我々を満足させてくれる事を願う。

 

★2016年に登場が待ち遠しいバイクトップ10

5位 Triumph ボンネビル

ストリートツインは既に試した。そして価格に関しては少し評価が悪かった。しかしその1200ccの兄弟車となる。ボンネビルT120、スラクストン、スラクストンRは新たな勝者であるのかを判断するバイクでもある。素晴らしい出来であれば、このイギリスを代表するバイクは次の世紀まで続くバイクとなるだろう。第一印象としては良い。我々は前のモデルが2000年に登場した時は大してこのバイクを評価しなかった。その当時はTriumphから新たなスポーツバイクが出るのかにより注目が集まっていたのだ。後から考えてみると、ボンネビルとそのスピンオフモデルは世界的な観点で見て何よりも大きな意味を持っていたのだろう。そういう意味で我々は新しいモデルに対して気をもんでいるのだ。(※visordownはイギリスのサイトなので。)

 

★2016年に登場が待ち遠しいバイクトップ10

4位 Ducati XDiavel

Ducati Diavelはパフォーマンスとハンドリングという観点で、マッスルクルーザースタイルのバイクがどのようなバイクになるのかを見せてくれた。これはDucatiの最初の試みでしかなかったわけだ。であるからして我々はDucatiがXDiavelで成し遂げたことに興味がある。このバイクが我々を仰天させるようなバイクで無かった場合、我々は少しガッカリすることだろう。

 

★2016年に登場が待ち遠しいバイクトップ10

3位 Ducati ムルティストラーダ 1200 エンデューロ

XDiavelについて語ったことはムルティストラーダ エンデューロにも当てはまる。ほとんどのオーナーはオフロードでは使用しないだろう。しかし我々は新しいDucatiに驚かされたと言えるだろう。またこのバイクは電子制御が盛りだくさんになるはずで、DCL、DTC、 DWC、 DSS、 VHC、 DVT、 DMS、IMU、TFTなど大量の頭文字が並ぶだろう。

 

★2016年に登場が待ち遠しいバイクトップ10

2位 ヤマハ MT-10

いくつかの理由で最近のネイキッドスーパーバイクはそれに相応しい名前ではない。転倒した油冷のGSX-Rのカウルを取り去り、レンサルのハンドルとマイクロンのマフラーをつけて、隣人を恐怖に陥れたようなマシンがあった時代を覚えているだろうか。ヤマハがMT-10に抱いているイメージがこの通りなのかはわからないが、似たアプローチであることは間違いないだろう。必要なのは迷彩柄のパンツにシンプソンのバンディットヘルメットだ。

 

★2016年に登場が待ち遠しいバイクトップ10

1位 スズキ GSX-R1000

スズキが正しい方向に労力をかけてGSX-R1000を作りなおすのを待ち望んでいた。オリジナルのK1を覚えているだろうか?2001年にあのバイクが登場した時は度肝を抜かれた。そしてK5が2005年に同じく我々の度肝を抜いた。しかしその後は強力になるライバル、スポーツバイクの人気の低迷もあって、我々は機が熟すのを待たねばならなかった。今、ようやく新型GSX-R1000の兆しが見え、新型のZX-10Rも登場し、昨年の素晴らしいR1の登場もあって全ての役者が揃った。これはまるで景気後退以降にけして起こらないと思われたような出来事だ。ホンダだけがこの場にはいないが、最近ではこの争いにBMWのS1000RRも加わってきているし、Ducatiの1299 パニガーレもそうだ。それはさておき、GSX-R1000はスポーツバイクの世界に可変バルブタイミングを持ち込んできた。そしてこの試みが上手く行けば、まったく新しい価値を生み出す可能性がある。このクラストップのリーダーとなるだけでなく、スーパーバイクカテゴリーの熾烈な競争を再燃させるきっかけとなるかもしれないのだ。

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