気になるバイクニュース。

世界のバイクニュース、MotoGP最新情報、各メーカーの新車情報などを紹介しているブログメディアです。

★ヤマハよりYZF-R1Sが登場

Sponsored Link

かねてから話があったR1第三のモデル、YZF-R1Sが登場しました。馬力は公表されていませんが、チャートを見る限りはトップエンドで差が出るくらいですし、エレクトロニクス周りはそのままのようなので、一般ライダーであれば不満を感じることはほぼ無いのではないでしょうか?エンジンの回り方などでは若干の差が出るのかなとは思いますが。。

ヤマハから2016年型YZF-R1Sが登場

ヤマハから登場が噂されていたYZF-R1の3番目のモデル、YZF-R1Sが登場した。このR1SはR1のベースモデルと言えるような内容で、$16,490という値段のR1の購入をためらう者のためのモデルだ。

ヤマハから2016年型YZF-R1Sが登場

ヤマハYZF-R1についてサーキットでの使用が第一で、ストリートでの使用は二の次というような言い方はしていないが、R1はより高価なパーツを搭載したモデル、R1Sはその精神を引き継ぎながらコストダウンしたモデルという位置づけになるだろう。なお、R1Sの価格は$14,990となる。

 

結果的にR1Sは多くのパーツをマグネシウムからアルミに置き換えられており、(オイルパン、エンジンカバー、ホイール)チタンだったものがスチールに置き換えられてもいる。(コネクティングロッド、エキゾーストヘッダー)結果としてR1SはR1よりも4.08kg重くなっている。

 

また、スチール製のコンロッド、変更されたバルブデザインによって馬力も低下している。ヤマハは公表していないものの、これらの要因によってクロスプレーンエンジンのレッドゾーンも低くなっている。下記のチャートがそれを示す唯一の資料だ。重ねて言うがヤマハは馬力についても現在公表していない。

f:id:teletele916:20151007083433j:image

最後の変更点はタイヤで、ヤマハはR1SにブリヂストンのS20を履かせている。ちなみにR1の標準タイヤはバトラックスのRS10だ。

ヤマハから2016年型YZF-R1Sが登場

このモデルがどのような売れ行きを辿るかについては興味深い。ヤマハは2016年にニンジャZX-10Rというライバルを迎え、スズキからも新型のGSX-R1000が夏頃に登場すると噂されている。

 

サスペンション、シャーシ、エレクトロニクスについてはそのままだ。(クイックシフターはオプションとなった。)予想するにYZF-R1Sはそこまで牙を抜かれたモデルではあるまい。

 

ライダー達はマグネシウム製ホイールでないこと、トップエンドのパワーのカットについて気にするだろうが、レーストラックで走る時に気になる点と$1500の価格差というものは、相対的な関係としては語れないだろう。もちろんレーストラックでの使用を前提とするのであれば、R1の$16,490の価格はそれに見合うものだと言える。

 

YZF-R1Sは2016年2月より店頭に並ぶようで、R1と共通のマットグレイ、そしてホワイト・レイヴン・レイピッドレッドの2色から選択出来る。

by Jensen Beeler

ヤマハから2016年型YZF-R1Sが登場

ヤマハから2016年型YZF-R1Sが登場

ヤマハから2016年型YZF-R1Sが登場

ヤマハから2016年型YZF-R1Sが登場

www.asphaltandrubber.com