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★MotoGP2017セパンテスト ストーナー「引退した理由はスピードを失ったからじゃない。」

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月曜のテストではトップタイムを記録してパドックの度肝を抜いたテストライダーのケーシー・ストーナー。今回も改めて引退理由については「スピードを失ったからじゃなく、興味がなくなったから」と語っています。さらに今回のテストに先駆けてバイクに乗る練習は特に何もしていないんだとか。。 f:id:teletele916:20170201043459p:plain ケーシー・ストーナーは月曜のセパンテストの結果はDucatiの2017年シーズンにとって良い兆候だと感じている。またホルへ・ロレンソ、アンドレア・ドヴィツィオーゾが序盤に1勝か2勝出来れば、チャンピオンシップ争いは他メーカーにとって簡単にはいかないだろうと感じている。


現在はテストライダーでありながら、ストーナーは月曜にトップタイムを記録。ドヴィツィオーゾが2位につけ、ストーナーはパドックから大いなる称賛を受けた。レースから4年間遠ざかっているとはいえ、いまだにその戦闘力が高い事を見せつけた形だ。ストーナーは月曜にはメディアと話す時間がなかったが、その後新しいバイク、ホルへ・ロレンソ、将来的なレースへの復活などについて語った。なお彼は水曜日に再びテストに参加する。


Q

「昨日トップタイムを記録した感想は?」

ケーシー・ストーナー

「興味深かったですね。プライベートテストの木曜日にも走行したんですけど十分ではありませんでした。雨が降る前に20周くらいしか出来なくて多くのデータは収集出来なかったんです。ですから昨日は全ての物事を確認する事が出来て良いテストとなりました。ほぼ1日を使用した長いセッションでした。自分達がしている作業というのは少し時間を必要とするんです。パーツを変えたりだとかそういうことに関してね。ですから走行ごとにかなり時間が空いていました。ただほぼドライの路面からしっかりとした結果を得る事が出来ました。ここ数日のこのトラックの天候では非常に難しいことなんですよ。作業には本当に満足しています。昨日は皆そうでしょうが、天候のせいでかなりテストスケジュールが狂ってしまいました。本来終えるべき作業を終えられていないんです。明日は少し良い天候の中、良いデータが得られることを願っています。明日は昨日終えた所からスタートして、このテストからもう少しポジティブな内容を引き出したいですね。」


Q

「昨年と今年のバイクの一番の違いは?」

ケーシー・ストーナー

「ウイングです。これが大きな違いです。ウイング無しでバランスをとるために時間が必要です。ウイングレットはバイクにダウンフォースを与え、バイクの特徴でしたから。ポジティブ面、ネガティブ面の両方を見つけています。ただウイングなしの状態でもう少し走行が必要で、データも必要です。Ducatiはここ数年ウイングをずっと使用していましたからね。」


Q

「ウイングなしだとより安定しないと感じますか?」

ケーシー・ストーナー

ウイリーが多く、高速で安定感が低いですね。そこまで大きくはありませんが、コーナーの中での挙動が少し違ったりはします。何らか変更が加えられるようなところに手は加えていないと思います。今のところはダウンフォースの不足と釣り合いを取るためにスプリングレートを変えたりとかそういうことです。しっかりとバランスの取れたバイクが必要だったので、シャーシの剛性の比較をし、フロントとリアの剛性のバリエーションを色々と試すといった事をしています。」


Q

「新型は昨年から大きく進化しているんでしょうか?」

ケーシー・ストーナー

「昨年の中頃に登場したシャーシと似ていますね。コーナーの立ち上がりに関していくつか改善点を発見したんです。より自分好みの方向ですね。この方がコーナーからより良い形で立ち上がる事が出来ます。ただ昨年と今年のバイクではあまり直接的な比較というのはしていないんですよ。これは過去を振り返るよりも前進しているからということですね。ただそこまでネガティブな面は見つかっていません。ウイングレットが無くなってから、その影響を出来る限り最小化するようにしているんです。ただウイングレットがなくなったことでそこまで大きな問題は出ていません。もう少し良い形に調整出来ると思っています。あとはいくつか改善できるなという点がありますね。」


Q

「本当にウイングレットは無くなったということで良いんでしょうか?」

ケーシー・ストーナー

「ええ。今のところはね!」


Q

「ホルへ・ロレンソがバイクを理解し、適応するのをどのように助ける事が出来ますか?」

ケーシー・ストーナー

「彼をしっかり助ける事が出来るかどうかはわかりません。彼はずっと長いこと1つのメーカーで走っていましたから。彼はダニよりも長いこと同じバイクに乗っていましたからね。ですから適応には時間がかかるでしょう。それにヤマハとDucatiはいろいろな面でかなり異なるバイクですし。エンジンパワーだとかキャラクターだとかね。」


「ですから時間はかかるでしょう。ただ、彼と話してみても彼はやる気に溢れてますし、ステップ・バイ・ステップでやることになるでしょう。彼がいろいろな事を試す横で、自分はいろいろなものをプッシュしてテストすることですね。彼がそうしたそうした変更内容に関して好むかどうかでしょう。時間がかかりますが、初戦まではまだ時間があります。ですからこの時点ではそこまで気にはしていません。大切なのはホルへとクリスチャンがチームと共に働けるようにして、彼が快適だと感じるバランスを見つけられるようにするということですね。」


Q

「自分について開発ライダーというより、メンターのような存在だと感じますか?」

ケーシー・ストーナー

「そうは思いません。自分はそういうやり方に慣れているんだと思います。他のテストライダーが見つける事が出来ないバイクに関しての何かを見つける事が出来るんです。ただ同時に各ライダーは人それぞれです。彼らを助けること、教えること、何かを示してあげる事は出来ます。ただこのレベルのライダー達に何かをするように説得すること、異なったやり方を伝えて、それで彼が良い方向に進むのを期待するのは難しいことです。そういったシチュエーションではデリケートに物事を進める必要があります。ただ何かを尋ねられたら、自分の知っている事を教えるのはやぶさかではありませんよ。」


Q

「今年レースをする計画は?」

ケーシー・ストーナー

「ありませんね。」


Q

「ウイングレットに関してはどのような感触を持っていますか?」

ケーシー・ストーナー

ある面では良いですね。自分でライディングしていてもある部分では本当に良い働きをすると思います。ただそれと同時にウイングレットによってある程度バイクの乗り方をコントロールされているという感触も受けます。特定のサーキットではそうですね。ウイングレットはウイリーを防ぎ、バイクの安定性が確保出来ないような状況でバイクを安定させるんです。全てのライダーに恩恵があったと思いますし、他のメーカーがトラックに持ち込んだ新しい内容などを見ていると、彼らはウイングを禁止にしたことを後悔しているんじゃないでしょうか。

「ですから彼らもまたウイングレットの有用性には気づいているんですよ。ただレースはここ数年こういった調子ですよね。エレクトロニクスの開発を止めたのもありますし、個人的な意見としてはエレクトロニクスの開発が進みすぎたんですよね。未だにエレクトロニクスは良すぎると感じています。もっと最小限になると良いですね。ただ現状はこれですから。ある面ではこの業界が前に進むことを必要としていますし、別の面では行き過ぎている部分もあります。難しいですね。」


Q

「レースで勝利出来るバイクを作り上げるということは満足度の高い仕事ですか?」

ケーシー・ストーナー

「正直言ってちょうど良いタイミングだったんでしょう。開発に関しては非常に重要で役立つデータを提供出来ていると思います。ただこうしてDucatiが再び勝利したタイミングでここにいるというのは素晴らしいことです。シーズンに2勝出来たということは素晴らしいですし、さらに勝利出来るチャンスはあったと思います。こうしてDucatiにまた戻ってこれたというのは素晴らしいことだと言えますね。今はバイクに乗るのも快適に感じています。テストをする時間があまり無いので、その感覚を取り戻すのに少しかかりますけどね。すぐにバイクの快適に乗ることが出来ていますから、良いデータを得るのにも時間もかかっていません。今までは感覚を取り戻すのにかなり時間がかかったんですけどね。」


Q

「今回のテスト前に練習はしたんですか?」

ケーシー・ストーナー

走っていませんね。もし出来たら良かったんですけど、時には感覚を掴むのに時間がかかることがあるんですけど、このトラックは何度も走っていますからそれが助けになりました。ただ新しい路面とウェット部分に関しては興味深かったという感じですけどね。そのせいで時間がかかったのはありますけど、それにここ数ヶ月ずっと忙しくてバイクに乗れていなかったんです。ですからここに戻ってきたのは面白かったですね。ただゴールドコーストの非常に暑い環境の中でトレーニングはしていましたから完璧なコンディションでしたし、自分にとってはここの環境は楽に感じましたね。」


Q

「これだけ長くバイクから離れていて、ライディングは今でも仕事なのか、それとも今は違ったアプローチなんでしょうか?」

ケーシー・ストーナー

「特にそういうことはなく仕事という感覚です。エレクトロニクスがそこまで進化していないというのは良いことです。スライドはしますしね。自分が乗りたいようには乗れていると思います。最近加えた変更によってアクセルを開けながら少し良い感じに曲がれるようになったんです。こういったことは非常に面白いですよね。グリップを探して見つける事が出来るんです。ただ何年も経った後ですから、アドレナリンが溢れるとかそういう感じではなくて、仕事をしに戻って来たって感じですね。


Q

「ホルへとクリスチャンは良い感じだと思いますか?」

ケーシー・ストーナー

「クリスチャンは誰とでも良い形で働けるでしょう。ホルへもいろんな人と働き、異なるチームで勝利してきました。ですから2人が良い形で働けるということに関しては間違いないでしょう。それにクリスチャンは既にホルへと働くのをとても楽しんでいるように見えます。彼の方向性や明確さというのはとても素晴らしいことでしょう。皆ハッピーに働いていますよ。」


Q

「彼らは性格面では合っていますか?」

ケーシー・ストーナー

「ええ。」


Q

「ホルへはDucatiでタイトルを獲得出来るでしょうか?」

ケーシー・ストーナー

「全てのバイクでテストをしているわけではないのでなんとも言えません。本当にいろいろな要因によるものなんです。昨年のマルクを見ても、彼がチャンピオンシップ優勝するとは思わなかったでしょう。でも多くのライダーがミスをしてDNFを繰り返す中、彼はコンスタントにポイントを獲得し続けました。彼は皆が完走出来なかったレースを完走しチャンピオンシップ優勝をしました。それに昨年はここでのホルへのスピードを見て、ホルヘが間違いなくチャンピオンシップで優勝をするだろうという話もありました。ですからこのテストでの結果とは全く異なる結果となったわけです。何もかもを予想することは出来ませんが、パッケージとしては優勝出来ると言えるでしょう。1勝、2勝することが出来れば、それ以外にも勝つことが出来るでしょう。そしてさらに勝利が出来ればチャンピオンシップ優勝の可能性もあるんです。ですからこれはライダーとチームが、そういった結果を目指して、毎週末、決勝日に全力を尽くすということでしょう。ただ自分達Ducatiが昨日のように1位2位を獲得出来たという事は、チャンピオンシップ優勝のチャンスも大きいでしょう。」


Q

「ビニャーレスはあなたがここまで速いのになんでレースをしないのか理解出来ないと話していました。」

ケーシー・ストーナー

「人々は自分が引退したのはスピードを失ったからだと話していました。でもそれは事実ではありません。自分は遅かったから引退したのではなく、レースの世界に戻ることに興味を失ったから引退したんですよ。

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