★MotoGP2017セパンテスト2日目 ロッシ「最も効果があったのは新型フレーム」
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ウイングレット内蔵カウルが大きな話題となったロッシ選手ですが、本人はそれよりも新しいフレームの感触が良いと語ります。とは言え、ヤマハにとっても開幕戦までの最大の秘密でしょうから、選手たちに”喋るな”という指示が出ていると考えるのが普通でしょう。 ヴァレンティーノ・ロッシは2日目のセパンテストでラップタイムとポジションの両方を改善した。ロッシはこの日4位タイムでヤマハの中では2番手となり、チームメイトのマーヴェリック・ビニャーレスの後ろ、トップタイムを記録したスズキのアンドレア・イアンノーネから0.8秒遅れ。
ヴァレンティーノ・ロッシ
「最終的には良い1日でした。今朝はトラックコンディションが良くなるまでかなり時間を無駄にしましたからね。50周以上を走りいろいろなテストをしましたが、どれもポジティブでした。ペースも非常に良かったし、最後に一回アタックをして4位タイムでした。」
新たなデザインのフェアリングはウイングレットの効果を再現するべく開発されたもので多くの注目を集めたが、ロッシはM1の新しいフレームのほうが大きな効果があったという。
「もっと大きな効果があったのはフレームですね。まだ決定ではありませんが、第一印象はとても良いです。バイクが乗りやすいんです。レース後半にタイヤに与えるストレスが少ない、簡単に乗れるバイクにしようとしているんです。良い感触ですし、明日はフレームの比較テストを行ってどちらを使用するか決定したいと思います。」
元チームメイトのロレンソは17位から8位に順位を上げ、マルク・マルケスは1つ順位を下げて10位となったが、これに対してロッシは次のように語る。
「ロレンソはカタールまでには準備を整えるでしょう。今日の時点では速かったですしラップタイムも悪くは無かったですね。ホンダに関しては明日の18時までまたねばならないでしょう。昨日は明らかに彼らはユーズドタイヤでロングランの作業をしていましたから。明日マルケスが新品タイヤを履いて、2位に0.5秒の差をつけてトップになったとしても驚きませんよ。自分達に関してはバイクが良い調子なので嬉しいですね。とても素晴らしいフィーリングですし、ストレートもそこまで悪くありません。今シーズンのポテンシャルは高いと言えるでしょう。今日はまだ新しいミシュランタイヤは試さず、明日試すことにしました。フロントが良いという話は他のライダーが話していますが、明日良いコンディションで試してみたいですね。」