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★MotoGP2017 セパンテストでの走りに注目が集まるDucati

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ウイングレットから最も大きな利益を得ていたDucatiがウイングレットの禁止によって受ける影響が一番多いのは当然のことですが、来週の月曜でDucati勢がどのようなタイム、どのような走りを披露するのか注目が集まります。 f:id:teletele916:20170129080530p:plain Ducatiは2017年の初の公式テストとなるセパンにホルへ・ロレンソからの受けたフィードバックとウイングレットの禁止を受けて開発した多くのアップデートを持ち込む。


過去2年に渡ってDucatiはエアロダイナミクスの開発をリードしてきた。つまり、2017年にウイングが禁止となることで最も大きな変化が必要とされるメーカーでもある。


Ducatiのテストライダーのケーシー・ストーナーとミケーレ・ピッロはサイドレイアウトのエキゾーストなどの新たなパーツを試した。ロレンソのチームメイトであるドヴィツィオーゾは、冬期の開発のリクエストに関して2人の意見は共通しているという。

アンドレア・ドヴィツィオーゾ

「まだ全てのトラックでスピードがあるわけではありません。それがゴールなんです。そして最も改善が必要なのはコーナーの中での向き変えなんです。マレーシアでは全ての部分に関していろいろなアップデートがあります。ただ自分はあくまでもコーナーの中での向き変えに集中しています。バイクを少しでも速く少しでも簡単に向きを変えるということです。そしてこれはロレンソのリクエストでもあります。自分も彼の意見が一致しているのは嬉しいですし、その点に関してジジも努力をしてくれています。」


ドヴィツィオーゾはウイングレットの禁止は、Ducatiのプレシーズンの作業について大きな役割を果たすだろうと語る。


「バイクのバランスを調整して、エレクトロニクスのセットアップを行う必要があります。バレンシアでの比較テストでは、その違いは本当に大きかったですね。過去2年間は皆ダウンフォースを増やしてきました。そして自分達が到達したレベルというのは本当に高いレベルだったんです。ですからそこから何かをマイナスしてしまったら、最初どうすればよいか迷ってしまいますよね。大きな挑戦はリーンアングルが深い状況でスロットルを開けた場合です。そこですでにウイリーがスタートしてしまうんです。ウイングレットがあればそんなことはありませんでした。そしてそのせいで向きを変えるのが、難しくなってしまうんです。テストではウイングレットを装着していないライダーは、皆コーナーの立ち上がりでバイクの向きを変え終えていました。これはスタイルに適応するということ、バイクのセットアップですが、そこまで心配はしていません。」

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