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★MotoGP2017 雨のセパンテストで浮き彫りになった排水性の問題

MotoGP2017

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各メーカーが色々なテストを行っているように思えたセパンのプライベートテストですが、実際のところは天候と路面コンディションによって有効なテストにはなっていないようです。再舗装後のセパンの排水性については昨年のレースウィークでも話題になっていましたが、再び再舗装をするにしてもアスファルトの表層の問題では無いとすると、かなり大掛かりな再舗装になりそうです。 f:id:teletele916:20170128022304j:plain (Photo courtesy of michelin)

今日のテストもMotoGPテストライダー達にとっては無駄な1日となった。午後一番の予報にはなかった雨によって、セパンの路面コンディションは不安定なものとなってしまった。ほとんどのピットにおいてガレージのドアは1日中しまったままであった。ヤマハの中須賀などはウイングを付けたM1でエアロダイナミクスの比較テストなどを行っていた。ミケーレ・ピッロも精力的にテストを行っていたが、テストが出来た内容は少なかった。アプリリアはディ・メグリオ、スズキも周回を重ねていたが、レインタイヤでの走行となっていた。


セパンは昨年Yarno ZaffelliのDromo Racetrack Designによって舗装が改められたが、排水性が良くない。雨が止んだ後も、トラックのいくつかの部分はずっと濡れたままという状態。Dromoの作業の問題については、昨年のマレーシアGPでもZaffelliがその再舗装の可能性について述べていた。実際の状況について技術者はこう語る。


「最大の問題は天候なんです。このトラックの再舗装のデザインにおいては過去10年のデータを元にしているんです。起こり得る最悪の状況を考えておく必要がありますから。トラックの気温は常に40℃から60℃で湿度は50%から100%なんです。」


Zaffelliによるとトラックは昨年10月に35℃を超える事はなく、こうした場合には雨が降った後に乾く事がないのだという。


「アスファルト表面の下は雨水が集まる基層があり、そこに雨水が貯まるのですが、これらの雨水は地中から染みだしているものではないんです。」(※管理人注 あくまで予想ですが、排水性舗装の基層部分である不透水層の排水性が非常に悪いということなのかもしれません。)


この問題はアスファルトの特定の層によって引き起こされているようだが、この層自体はDromoが施工したものではない。とはいえ、再舗装を担当したZaffelliに責任があると言える。


ジジ・ダッリーニャ

「こうした状況ですから、わざわざマレーシアまできてテストをする意味がないですよ。レインタイヤで濡れた路面を走っても何の意味もありません。他でテストをしたほうが良かったですね。」


こうした問題のため、サーキットマネジメントはヤマハのリクエストに応えてトラックを午後6時の後に20分延長して開放した。(ヤマハがトラックを予約した形だったが、他のチームにもテストに加わる事を許可した)


将来セパンでテストが行われるかどうかということは、トラックの路面が完全に再舗装されるかどうかによってくるだろう。ウェットパッチが多数残るトラックでのテストは、メーカーにとっては何の意味もない。

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