★セテ・ジベルナウ ヘレスでレプソルホンダのシェイクダウンを行っていた。
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ペドロサ選手のアドバイザーに就任したセテ・ジベルナウですが、元トップライダーであるということで、レプソルホンダにとってもいろいろな使い方が出来ているようです。もしかしたら、こういうケースもあるかもという契約内容なのかもしれませんね。 (Photo courtesy of michelin)
翌日に遅れたテストに備えてMotoGPマシンの準備が出来ているかどうかという事を、MotoGPライダーに乗ってもらう以外にどうやって確認するのだろうか?ほとんどのMotoGPライダー達は、1シーズンにつきプライベートテストに参加出来る日数を5日に制限されており、シェイクダウンラップであろうと、テストをしたこととカウントされてしまう。
先週の金曜日にヘレスでレプソルホンダが下した判断は、MotoGPのシリーズランキング2位を獲得したことがあるセテ・ジベルナウにマルク・マルケスとダニ・ペドロサのバイクのシェイクダウンを頼むというものだった。ジベルナウが最後にMotoGPを走ったのは2009年、彼は現在ペドロサのアドバイザーを務めている。
悪天候の影響で、マルケスとペドロサは予定されていた金曜日には走行をせず、貴重なテスト日を消耗することを避けた。レプソルホンダによると、この2人に変わりジベルナウがトラックに出走し、バイクが土曜日に向けてしっかりと機能するかどうかの確認を行ったという。HRCは昨年のミサノでも、2017年版のホンダの最初期のバージョンをアレックス・マルケスに乗らせるという手法を取っていた。
マルク・マルケスとダニ・ペドロサはこれによってテスト日程を、昨年のバレンシア以降1日のみ消費した形となる。ヤマハのヴァレンティーノ・ロッシとマーヴェリック・ビニャーレスは、11月にセパンで2日間のテストを行っている。(テック3のジョナス・フォルガーとヨハン・ザルコもテストに参加している。)なお、同じタイミングでジャック・ミラーはヘレスで2日間のテストを終えている。
サテライトDucati(Pramac、Avintia、Aspar)もヘレステストで2日間を使用しており、この場にはスズキ(イアンノーネは1日)、アプリリア、KTMの姿もあった。アプリリアと新しいメーカーであるKTMは、プライベートテストに関して5日間という制限はない。
ジベルナウは現在44歳で、レプソルホンダでは500cc時代に1998年から2000年までライディングしており、表彰台を5回獲得している。その後2003年から2005年の間にサテライトホンダのライダーとして、彼自身9回のMotoGPクラスの表彰台のうち8回を獲得している。