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★MotoGP2017 Ducatiクラウディオ・ドメニカーリ「今年は面白い1年になる」

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ロレンソ選手を獲得したDucatiは、今年は遂にタイトル争いに参戦出来る状態が整ったと言えます。昨年はオーストリアとマレーシアの2勝でしたが、今年はDucatiもロレンソ選手も得意な開幕戦カタールにおいて開幕戦優勝の可能性もあると思います。

f:id:teletele916:20170113114142j:plain (Photo courtesy of michelin)

Ducatiは向上したマシンパッケージ、ホルへ・ロレンソという2017年のMotoGPタイトルを獲得するために全てのカードを持っていると、CEOのクラウディオ・ドメニカーリは言う。3度の世界タイトル保持者であるロレンソは、Ducatiが1勝も上げることが出来ない歴史に終止符を閉じた2016年に続き、今シーズンヤマハからDucatiに加入。


アンドレア・ドヴィツィオーゾとイアンノーネは昨年に両方ともDucatiで勝利、ドヴィツィオーゾがロレンソのチームメイトとしてチームに残った。Ducatiでタイトルを獲得したのは2007年のケーシー・ストーナーだけであるが、ドメニカーリは手元にあるもので、この10年間を変えることが出来るという。今年の目標は?と尋ねられて、彼は「タイトルを獲得することです。それは明確です。」と答えている。

Ducati CEOクラウディオ・ドメニカーリ

「全てのカードが手元に揃っています。しかしロレンソは別としてチャンピオンシップには他に強力なライダーが沢山います。その中でもマルク・マルケスはタイトル獲得の最有力選手でしょう。我々はポテンシャルに関して、技術的、資本的、人的リソースで考えてもトップで戦う事が出来ると考えています。しかしこのスポーツの世界は大きな報酬が得られると同時に失望もあります。今年は間違い無く面白い1年になるでしょう。」


ロレンソは11月にバレンシアでDucatiをテスト。ここで彼とドヴィツィオーゾは2017年型のデスモセディチを操縦した。ドメニカーリはこの10年にDucatiがどん底から復活した事が、ロレンソをヤマハから引き離したことに関して、大きな意味合いを持っていたと考えている。


「我々がロレンソに連絡をした時、ようやくロレンソを獲得出来るまでになっていました。ロレンソのライディングスキルに疑いの余地はありません。しかし、彼は我々のバイクに適応する必要はあるでしょう。ボローニャに素晴らしいチームがいて彼の要望に応える事が出来ます。ですから開幕のカタールに向けてしっかりと準備が出来るでしょう。今年は優勝争いをしていくという事が目標です。2011年と2012年は厳しい年でした。本当に苦しみましたが、そこから素晴らしい復帰を遂げているんです。けして諦めません。まずは表彰台に近づき、そして昨年はいくつかのレースで勝利が出来ましたからね。」


Ducatiは2017年型の参戦計画を、セパンでのプレシーズンテストが始まる1月30日以前となる来週の金曜に発表する。

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