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★MotoGP2017 ドヴィツィオーゾ「今がキャリアの中でも最高の時」

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昨シーズンは自身2度面となるMotoGPクラス優勝を、雨のセパンで獲得したドヴィツィオーゾ選手。Ducatiのマシンとしての向上、さらにロレンソ選手を迎えた事でそこから学ぶ内容も大きいだろうとしています。 f:id:teletele916:20170121235903j:plain (Photo courtesy of michelin)

アンドレア・ドヴィツィオーゾは彼のキャリアの中でも現在が最高のときだと感じている。ジジ・ダッリーニャと共にDucatiで表彰台を何度も獲得出来るという自信を持っている。30歳の彼はホルへ・ロレンソと共に金曜日にDucatiのチーム発表を迎えた。彼はロレンソの経験やスキルが自分自身の助けにもなると感じており、今年もまた激しい競争が行われるシーズンになると感じている。

アンドレア・ドヴィツィオーゾ

「非常に興奮しています。今年は大きなチャレンジになるでしょう。ホルへも強いライダーですが、自分も今キャリアにおいて素晴らしい時を迎えています。現在30歳ですが、今がキャリアで最高だと感じています。このチャレンジに関して本当に嬉しく思っています。30歳であってもまだ学ぶことは出来ます。今回のケースで言えばホルへからということです。彼のアプローチは異なります。ただ彼のライディングを分析して学び、そこから向上していくことを嬉しく思います。誰でも向上していきたいと思っているものです。今までよりも強くなれるのは間違いないでしょう。」


ロレンソがDucatiのレベルを上げるのは間違いないだろう。ドヴィツィオーゾはまた、ジジ・ダッリーニャが見せている自信についても彼が素晴らしい挑戦が出来ると信じる理由だとする。ジジ・ダッリーニャは同日に、GP17の最終バージョンとなるものは開幕戦カタールまでに出来上がるとし、3つのプレシーズンテストはエアロダイナミクス上の異なるサンプルをテストするために使用するとしている。


2016年に他のメーカーに比べて大きなアドバンテージであってウイングが無くなり、それを再現することがこうしたテストの狙いの1つだ。そしてまたバイクのコーナーの中での旋回性を高めるという事も課題である。


「まだ全てのトラックでスピードがあるわけではありません。それが自分達のゴールです。最も重要なポイントの1つがコーナーの中での旋回性の向上です。自分達には選択肢があると思いますし、ジジがいますからね。マレーシアでは多くのアップデートがあるでしょう。自分はバイクのコーナーの中での旋回性をより容易に速く出来るようにという事に集中しています。これはホルへがリクエストした内容で、自分もこれに関しては嬉しく思っています。ジジがこのポイントに関してさらに努力してくれるでしょう。」


「毎週表彰台が狙えるかどうかということに関しては100%ではありません。まだそこまでにいくには何かが足りないと思っていますしからね。ただ冬の間にエンジニア達が膨大な量の作業をしてくれており、ジジもマレーシアに全てが間に合うようにしてくれています。ですから、今年は毎週表彰台争いが出来るだろうという事に関しては自信はあります。ジジは勝利を期待しているわけですから、大きなチャレンジをしています。ジジがこうして自信を持っているのを見るのは嬉しいですね。彼はこのプロジェクト、エンジニア達、ライダー達を信じているんです。自分達はまだ足りないものがありますが、目標を達成することは不可能ではないでしょう。」


このDucatiの自信は2016年のポジティブな終わりかたにある。これはドヴィツィオーゾのセパン優勝だけでなく、もてぎでの表彰台、フィリップアイランドでの4位など、過去にDucatiが苦手としてトラックでの結果にある。


「あらゆるレースで優勝すること、ただ特にMotoGPではそれは本当に大きなことなんです。そしていかに勝利するかという事が違いを生むんです。もちろん自分の勝利はウェットコンディションでしたけど、非常に大きなことで自分にとっても重要なことでした。 過去数年、何度か優勝に近いところでしたけど優勝出来ませんでした。結果を比べてみると違いがあります。頭の中で何かが変わっているんです。ただ、やはりヨーロッパラウンドの後の3連戦の結果に注目したいですね。これらのレースでのDucatiのスピードは向上していますし優勝もありました。チャンピオンシップ優勝がしたければ、全てのコンディション、トラックでスピードがある必要がありますからね。」

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