★ホンダ EICMAで2017年型CBR1000RRを発表
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出るという噂があったCBR1000RRのベースモデルが登場しました。エンジンには変更がないようで190馬力を発生。エレクトロニクスパッケージもそのままということです。 新たにリニューアルされたバイクを登場させる際、ホンダはプレミアムなホモロゲーションモデルを最初に、ドイツのケルンで10月に開催されたインターモトで登場させた。EICMAショーで、今回我々は2017年型のホンダCBR1000RRのベースモデルを見ることが出来た。
予想されていたように、ベースモデルのCBR1000RRは、SPバージョンと比較してロースペックのサスペンションにブレーキングコンポーネントを装備するが、エンジン、シャーシ、エレクトロニクスパッケージなどはそのままだ。
つまり、チタン製の燃料タンク、5本スポークのホイール、エンジンの内部パーツなどはそのままとなる。これによって2017年型のCBR1000RRは190馬力、装備重量で195kgとなる。変更点としてはフロントサスペンションにはショーワ製の43mmBPFフォーク、リアはショーワのバランスフリーリアクッション(BRRC)ショックが装備される。ブレーキはトキコ製の4ピストンキャリパーとなる。
SPモデル、SP2モデルで既にわかっているように、5軸の慣性計測ユニットを装備。これがトラクションコントロールユニット(ホンダはホンダセレクタブルトルクコントロールと呼んでいる。)、ラジアルマウントのブレーキをコントロールする。これらのシステムがライドバイワイヤスロットル、フューエルインジェクションマッピングなどと組み合わされ、新型のCBR1000RRはフロントとリアのグリップを、加速、そして減速中にコントロール出来る事となる。
コーナリングABSはオプションとなり、北米のライダーはABSなしのモデルを選ぶ事も出来る。ABSアクチュエーターは1.3kg重量があり、価格にも同様のインパクトを持つだろう。しかし慎重なCBRのオーナーはABSがもたらすメリットを享受したいと思うだろう。
ホンダからアフターマーケットパーツとしてでているアップ/ダウンに使用出来るクイックシフターが使用可能であることも特筆すべき点だ。価格と販売時期に関してのアナウンスは今のところ無い。