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★MotoGP2016サンマリノGP クラッチロー「旧フレームのほうが合っているかも。。」

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タイヤについて、フレームについて色々と語っているクラッチロー選手。しかし「このフレームはこのトラックに合う/合わない」というのがわかるものなんですね。ペドロサ選手が使わなかったフレームということは、マルケス仕様に近いという事でしょうか。。 f:id:teletele916:20160911081147p:plain カル・クラッチローは予選7位という結果は、彼の本来のペースを反映していないと感じており、明日の28周の決勝レースの序盤にプッシュする必要があると感じている。

カル・クラッチロー

「1周目に自爆する覚悟で攻めないといけませんね。(※原文banzai)今日はまぁまぁでした。2列目から落ちてしまったのは残念ですし、自分の目の前はワイルドカードのライダーですからね。ずっと大したタイムは出して無かったのに予選で良いラップタイムを出してきましたよね。誰かを追って予選走行をしなかったのは残念ですけど、でも自分は誰かの後を追って走る事はしないんですよ。」


「ちょっとガッカリしてますけど、今までのところ悪い週末ではないです。FP3のペースは良かったし、FP4はずっと良いペースでしたね。予選では少しミスをしてしまって、第3セクターで22周走ったタイヤよりも悪いタイムだったんで、良いペースでは無かったってことですね。3周以降は対して速くないでしょうが、18周からは速いタイムでしょう。レースは28周ですし、距離を重ねれば自分達が強いのはわかっています。問題はここが抜きにくいということです。コーナーの脱出ではあまりスピードがありませんし、1周目は自爆する覚悟で攻めないとだめですね。」


レースに際してクラッチローが感じている懸念は、ミシュランが持ち込んだ新しいミディアムのフロントタイヤだ。これは新しいケーシングデザインで温度上昇を抑えるもの。クラッチローはエッジグリップの不足を感じており、ブレーキングスタビリティも大きく変わっていないと語る。


「この新しいタイヤを使う度に軽い転倒をするんですよね。マルクも昨日転んでましたし、自分もそうです。マルクもマーヴェリックも使って、ヴァレもホルヘもFP4で使ってすぐ外してました。自分はこうしたタイヤをマレーシアで使用した数少ないライダーの1人でしたが、あそこでは良かったですけど、ここではどうもね。。(※テストで)これは路面がとても熱いからなのかどうかはわかりません。60km/h以下でスロットルを開けた時にサイドグリップが全然無いんです。ただ他のタイヤが柔らかすぎるんで、レースではこいつを使わなくちゃならないんですよ。ミシュランはシルバーストーンで使ったタイヤを持ち込んで来ました。少し違うタイプで1つは耐熱仕様です。ただこのタイヤはマーヴェリック、ヴァレ、自分が1週間前に表彰台を獲得したタイヤなんです。ミシュランは自分達がそれをここでも使う事を期待してるんです。」


「ミシュランにとっては簡単な仕事では無いのはわかってますけど、彼らが持ってくるべきだったのは、以前ドヴィが試したやつですよ。皆条件は同じですけど、自分達は出来る事をしなくちゃいけません。ただこのタイヤは自分のスタイルには合いません。どちらもね。1つは柔らか過ぎて、もう1つは自分達のバイクには合わないんです。」


クラッチローのRC213Vは2台ともシルバーストーンで使用した新しいフレームを装着している。なお、このフレームはダニ・ペドロサがバルセロナで使用して、その後使っていないものと思われる。クラッチローはまた、古いシャーシと新しいシャーシを交代でテストしないという戦略についても疑問を感じている。というの旧型のシャーシのほうがタイトでツイスティなミサノには合っているかもしれないからだ。


「変更するのは手遅れですけど、両方試すべきだと思うんですよ。問題はそのための時間は無いってことです。朝は午後より冷えますから、旧型に戻すのはギャンブルでしょう。ただ、今までのシャーシのほうがこのトラックには合っていると思います。ただ今の段階では出来る事はありません。問題はいくつかのサーキットで旧型のほうが良いだろうってことなんです。アラゴンでも旧型のほうが良いでしょう。ここではこのシャーシが良いとは思いませんが、もし旧型を使用していれば、これが正しい選択かそうでないかがわかったでしょう。良いことだとは思いませんが、今週は両方のシャーシを用意していました。既に確認するには手遅れですけど、ウォームアップで試すのは難しいですね。」

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