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★MotoGP2016ミシュラン ル・マンGP決勝プレスリリース

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ル・マンGPのミシュランタイヤによる決勝後のプレスリリースをお届けします。ヘレスの決勝後にはロレンゾ選手を始め多くの選手がストレート上でスピンするリアタイヤの改善を求めていましたが、僅か2週間の間にきっちりと問題を解決して提示してきたミシュランタイヤ。ロレンゾ選手も予選でのパフォーマンス、そして決勝レースで33秒台をほぼ28周全体で維持出来たことから絶賛しています。

★MotoGP2016ミシュラン ル・マンGP決勝プレスリリース

ミシュランが最高峰クラスMotoGPの舞台に戻って最初のレースでは、ヤマハのホルヘ・ロレンゾがスタートから完走までをリードする素晴らしい走りでル・マンを制しました。昨日にポールポジションを獲得し、(なおこれはル・マンで記録されたモーターサイクルでの最速ラップである。)ロレンゾは良いスタートを切り、1コーナーにリードを保って進入。彼は1周目からリードを広げ、28周に渡りハードにプッシュを続けた。彼は最終的に10秒以上の差をつけて完走。ライバルにレースでの圧倒的な支配力を見せつけた。

★MotoGP2016ミシュラン ル・マンGP決勝プレスリリース

ロレンゾに続いて2位を獲得したのは9度の世界タイトル保持者であるヴァレンティーノ・ロッシ。ロッシは3列目7番手スタートから2位を獲得。彼は14周目に2位に順位を上げてそのままゴール。スズキのマーヴェリック・ビニャーレスは最後の表彰台となる3番手を獲得。これは彼によって初めてのMotoGPクラスの表彰台獲得となった。21際のスペイン人ライダーは8番手スタートから3位を獲得。彼の3位獲得はスズキにとっては2008年以来の表彰台となった。

★MotoGP2016ミシュラン ル・マンGP決勝プレスリリース

ホンダのダニ・ペドロサが4位を獲得。ポル・エスパロガロは独立チームのライダーとしての最高位と共に5位を獲得。アレイシ・エスパロガロが6位となり、Ducatiのペトルッチとエクトル・バルベラが7位、8位となった。アルヴァロ・バウティスタ、ステファン・ブラドルが9位と10位を獲得している。今までチャンピオンシップをリードしたマルケスはトップを追う中で転倒。彼はレースに復帰し、13位を獲得している。ヨニー・ヘルナンデスを除いた全てのライダーが構造的に今までのタイヤよりも柔らかい新しいリアタイヤを使用した。これは僅か2週間前に行われたヘレスの決勝レースの後、スピンが少ないリアタイヤを希望するライダーの声を受けて開発されたもの。

★MotoGP2016ミシュラン ル・マンGP決勝プレスリリース

レースは暖かい気温の中で行われ、気温22℃、路面温度は35℃であった。 99,053人もの観客がサーキットに集まり、MotoGPが始まって以来最大の観客動員数となった。 ミシュランとMotoGPサーカスはMotoGP世界選手権の第6戦の舞台であるイタリア。絵画のように美しいトスカーナ地方にあるムジェロサーキットに向かう。

★MotoGP2016ミシュラン ル・マンGP決勝プレスリリース

ホルヘ・ロレンゾ

「バイクも素晴らしかったし、タイヤもそうですね。ミシュランはヘレスの後にタイヤを向上させるために素晴らしい仕事をしたと思います。ミシュランの仕事には本当に満足しています。彼らは迅速に対応してくれました。彼らはこれからも自分達に素晴らしいリアタイヤを提供するために同様の仕事を続ける必要があるでしょう。そうすれば共にずっとやっていく事が出来ますからね。」

ニコラ・グベール

「今日はヤマハのライダー達の素晴らしい走りが見れましたね。特にホルヘはレースウィークを通じて圧倒的で、予選でのラップレコードやレースでの実にコンスタントなペースなど、33秒台を楽に維持していました。ヴァレンティーノも3列目から表彰台を獲得しレース中のファステストラップを記録しました。マーヴェリックには初めての表彰台獲得の祝福を贈りたいと思います。 何よりも良かったのは、ヘレスと今回のレースの間に開発された新しいリアタイヤが予選とレースで素晴らしい形で機能したことです。予選でラップレコードを出した速さだけでなく、レースでも非常にコンスタントでしたね。これは我々にとっての成功ですし、この成功を次のレースでも活かしたいと思います。」



出典元:ミシュランタイヤ