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★ホンダ 新型アフリカツインの諸元情報がリーク

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ホンダの新型アフリカツインの詳細が明らかになってきました。パルス感のあるエキゾースト音に軽そうな車体。これは爆発的に売れそうな予感がします。しかしこういったガンダム顔もカッコイイですね。

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今回公開されたビデオによってホンダのTrue Adventureシリーズの6つのエピソードのビデオがあることが明らかになった。さらには、ホンダポルトガルのfacebookページに投稿された後に削除された情報から、アフリカツインの諸元が明らかになった。

デュアルクラッチトランスミッションはオプションの装備であり、この装備を追加すると32ポンド(14.5kg)バイクは重くなり、燃料を満タンの18.9Lまで入れた状態でトータルでは242kgになる。6速トランスミッションのモデルでは重量は227kgとなり、このクラスのバイクとしては非常に軽く仕上がっている。(BMW R1200GSは満タンの状態で238kgだ。) 

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軽さの要因はホンダのユニカムにある。(※4つのバルブを1つのカムシャフトで駆動させるもの) これはこの998ccのパラレルツインエンジンにも採用されている。2つのカムではなく、1つのカムでショートロッカーアームとの組み合わせで8つのバルブをコントロールする。この仕組は最高回転数を必要としないエンジンにおいて、複雑さの回避と重量の軽減という意味で実に効果的に機能する。

このエンジンは最高出力は7,500回転で、最大トルクは6,000回転において発生する。パラレルツインはV型ツインに比べても軽量に仕上げる事が可能で、270度クランクの使用のよってV型エンジンに匹敵する美しいサウンド、そしてVツインなみのトラクションを発揮する。

 

ホンダ・セレクタブル・トルクコントロール(HSTC)はホンダがトラクションコントロールと呼んでいるもので、スタンダードバージョンにはABSと共に搭載されない。このようにユーザーに選択を任せるというのは素晴らしいことだ。今回のリーク情報にはサスペンションの情報は無いが、もしかするとホンダはBMWやKTMのように電子制御サスペンションを搭載しようとしているのかもしれない。軽量で絞った馬力ということからも、ホンダの新型アフリカツインは舗装路向けのバイクというよりは本当の意味でのアドヴェンチャーバイクだと言えるだろう。

【ホンダ新型アフリカツイン諸元】

エンジン:水冷4ストローク8バルブ、パラレルツイン、270度クランクシャフト/ユニカムシステム搭載
排気量:998cc
最大出力:93.9hp/7500回転
最大トルク:72.3 lb-ft/6000回転
ボアxストローク:92.0 x 75.1mm
ギアボックス:6速マニュアル/6速DCT
乾燥重量:208kg(STD)/222kg(DCT / ABS)
装備重量:228kg(STD)/242kg(DCT / ABS)
タンク容量:18.8L
全長、全幅、全高:2,335mm x 875mm x 1,475mm (STD)/2,335mm x 930mm x 1,475mm (DCT / ABS)
ホイールベース::1,575mm
シート高:870 / 850mm
グラウンドクルアランス:250mm
フロントブレーキ:310mm、ラジアル4ピストンキャリパー
リヤブレーキ:フローティング256mm、2ピストンキャリパー
フロントホイールサイズ:21
リヤホイールサイズ:18
フロントタイヤ:90/90-R21チューブ
リヤタイヤ:150/70-R18チューブ

(※2015/07/25追記 リヤタイヤサイズについて、FBページでご指摘いただき訂正しました。)

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