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★イアンノーネ&リンス フィリップアイランドでGSX-R1000Rをテスト

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チームスズキECSTARのアンドレア・イアンノーネ選手とアレックス・リンス選手は一足早くフィリップアイランドを訪れ、プレス向け試乗が行われていた2017年型GSX-R1000Rのテストを行ったようです。良いことしか言わないとわかっていても、2人のMotoGPライダーが絶賛するとなると、さらに2017年型のGSX-R1000Rが魅力的に感じますね。

f:id:teletele916:20170214064953j:plain (Photo courtesy of suzuki-racing)

2回目のオフィシャルテストの前にアンドレア・イアンノーネとアレックス・リンスはフィリップアイランドへと飛び、新型のGSX-R1000Rをテストした。これはスズキのGSX-R1000Rのインターナショナルプレスローンチに続くもので、ローンチウィークの終わりに全てのオーストラリアのスズキディーラーが一同に会し、記念の夕食会を共にすることとなった。


悪天候に関わらず、2人のチームスズキECSTARのファクトリーライダー達は、オーストラリアの高速トラックでGSX-R1000Rを積極的にテストした。2人は新型マシンの扱いやすさを認め、彼らが水曜日にテストするGSX-RRからもたらされたレーシングDNAとの比較を行った。この2台のマシンは多くの面でよく似ている。MotoGPのために開発された技術がまさに使用されており、この兄弟車の開発デザイナーとエンジニア達に刺激を与えた。

f:id:teletele916:20170214065030j:plain (Photo courtesy of suzuki-racing)

スズキのGSX-R1000Rは市場で最も先進のモーターサイクルだ。このバイクは2016年のケルンモーターサイクルショーで発表された。エンジンは202馬力を発生する1000ccで、総重量203kgの車体と相まって市販車として、1:1のパワーウィエイトレシオを達成した初のバイクとなった。GSX-R1000が十分にGSX-RRと似ていないと感じるのであれば、アンドレア・イアンノーネとアレックス・リンスがテストを行ったGSX-R1000Rはアップダウン両方に有効なクイックシフター、ローンチコントロール、モーショントラックトラクションコントロールシステム、IMU制御のモーショントラックABSコントロール、ShowaのBFFフロントフォークにBFRC"Lite"リアショックを搭載している。

アンドレア・イアンノーネ

「GSX-R1000Rには驚かされました。エンジンはとてもパワフルですが、パワーデリバリーは経験が浅いライダーでも優しく扱いやすいものです。ただ同時に経験あるライダーにも十分なほどに攻撃的にもなります。ハンドリングは最高です。スズキは本当に乗りやすいバイクを作るのが上手いという事を証明していると思います。スムーズな反応があり軽快で、最も素晴らしいのはサーキットにおけるコーナリングスピードです。GSX-RRに乗って気づいたことを思い出させてくれました。クイックシフターも非常にスムーズで快適なライディングが出来ます。」

アレックス・リンス

「GSX-R1000Rのハンドリングは素晴らしいの一言につきます。ライディングしやすくフロントに自信が持てるので、殆どのライダーがプッシュし単純に楽しむ事が出来ます。エンジンパワーは驚くほどですが、同時にスムーズで扱いやすいと思います。全体的にバイクの反応は非常に予想がしやすく効率的なものです。まるでレーシングマシンのようにブレーキングの安定感が高いですね。コーナリングスピードも高く、立ち上がりのパワーも最高です。ライディングの楽しさを味わうことが出来ると思いますよ。」

f:id:teletele916:20170214065051j:plain (Photo courtesy of suzuki-racing)

suzuki-racing.com