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★MotoGP2017 マーヴェリック・ビニャーレスはゴールデンボーイなのか?

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Manuel Pecino氏によるマーヴェリック・ビニャーレス選手へのインタビュー記事をご紹介します。22歳の若さにして恐ろしく頭脳明晰、待ち続けたヤマハでのチャンスをものにしてやろうという静かな闘志がヒシヒシと伝わってきます。

f:id:teletele916:20170111150615j:plain 彼は落ち着いており、明確なアイディアを持ち、彼の目標を口にすることをはばからない。これは我々がマーヴェリック・ビニャーレスをマドリッドで開催された2017年のモヴィスターヤマハのMotoGPのプレゼンテーションで見た時に感じた印象だ。


彼はヴァレンティーノ・ロッシを間近で観察し、マルク・マルケスを詳細に渡って分析している。彼は今シーズンにチャンピオンを獲得するという目標が、彼自身のやりかたによってではなく、他の成功者が何をやってきたかを真似することによって達成出来ると知っている。これはこのMotoGPの世界における非凡な天才のインタビューを進める中でより明らかとなった。もし彼のこのインタビューでの受け答えを注意深く読めば、このスペイン人ライダーのキャラクターが良くわかるだろう。


###Q 「ヴァレンティーノ・ロッシはあなたが今年タイトル争いに参加するだろと語っています。これはあなたにとってモチベーションや更なるプレッシャーになるのか、それともヴァレンティーノ・ロッシのようなライダーにそう言ってもらえるのは光栄なことでしょうか?」

マーヴェリック・ビニャーレス

「もちろんこういった意見を聞くとさらなるモチベーションに繋がりますね。ヤマハでレースをする前にこういった言葉をライバルからもらうということは、自分に多くのポテンシャルがあるということでしょう。ですから嬉しいですし、シーズン開幕が待ち遠しいです。」


###Q 「ロッシはあなたがマルク・マルケスと同様にチャンピオンシップ争いに参加すると言っています。ヤマハでの最初の経験としてはいかがでしたか?何を見つけたんでしょう?バイクと共に進化出来ると思いますか?」

マーヴェリック・ビニャーレス

「現実的に考えて、まだまだ改善できる点は沢山あります。自分のライディングもバイクのパーツに関してもです。例えばブレーキングなどはそうですよね。これは最終ラップまでバトルするうえで改善が可能なことです。特にマルクやヴァレンティーノと戦うことになったらなおさらです。2人ともブレーキングが素晴らしいですから。この部分での改善が必要です。このプレシーズンテストでは、残り10周の段階まで、最終ラップまでの戦闘力に集中する必要があります。そこで違いが出てくると思うんです。バレンシアでバイクが速いことはわかりましたし、マレーシアでも良いタイムでした。ただ、タイヤをレースを通じて良いコンディションに保っておくということを学ぶ必要があります。そしてそのためには適切なペースを見つける事も必要です。」


###Q 「ヤマハとスズキのバイクで気がついて大きな違いとはなんでしょう?」

マーヴェリック・ビニャーレス

「非常に違いが大きいバイクです。スズキでは素晴らしいターンインが出来ましたし、コーナーのエイペックスによりスピードを維持して進入が出来ました。ヤマハの場合はもう少し落ち着いてライディングすることが必要で、さらにスムーズに乗る必要があります。ただプレシーズンテストでは、レースにより集中したいんです。もし最終ラップでバトルをすることになったら、バイクの挙動はアグレッシブですし、ブレーキングも非常に置くまで突っ込んでかけるということが非常に重要になってきます。ただヤマハのバイクは素晴らしいトラクションを持っていますね。バレンシアでは本当に快適でしたよ。」


###Q 「2台のバイクの違いについて、どちらのほうがより自分のスタイルに合っていると感じますか?」

マーヴェリック・ビニャーレス

「ヤマハに乗るにあたっては少しライディングスタイルを変える必要があります。あまりアグレッシブに走らないようにね。スズキのバイクではもう少しアグレッシブに乗ることが出来ました。ヤマハのバイクではさらに正確にスムーズにライディングする必要があります。ただ、マレーシアでは自分のやり方でライディングしようとして良い感触でしたけどね。タイムも良くなりましたし。バイクとチームに素晴らしい形で適応することが出来ましたから非常に嬉しいですね。スズキでのライディングがヤマハに悪影響を与える事は全く無くて、ライディング自体非常に似ています。速く走るには何が必要かバイクから学ぶ必要があると思います。自分のライディングは常に優れた加速に特徴づけられると思っています。ヤマハではその部分が素晴らしいですし、自分は自分のライディングからあと少し引き出していくことが必要だと考えています。」


###Q 「5年前にMoto3で参戦していた時、マレーシアGPの前にチームとのいざこざでそのまま家に帰ってしまったことがありました。そして今やMotoGPパドックの中でも最も成功したチームにおり、さらにタイトル獲得の可能性もあると言われています。どうしてここまで急激に成長出来たのでしょう?」

マーヴェリック・ビニャーレス

明らかに今の経験から考えると、自分の対応は全く違ったものになっていただろうと思います。ただ、あの出来事の後に自分のキャリアについて考えるようになったんです。自分は今まで直感に従って生きてきました。あの当時の決断は正しいものではなかったかもしれません。ただ自分が求めていたのは勝てるバイクだったんです、今この瞬間にMotoGPの中でも最高のチームの1つとシーズンをスタートするところで、それは自分が高いレベルにいるのだという実感と、自分の夢をかなえる事が出来るだろうという実感、そして何よりもヤマハとモヴィスターには自分の事を信じてくれたことに対して感謝しています。現状はバレンシアでの少しの走行だけという状態ですが、年間を通じてこうしたレベルでレースが出来る事を祈っています。」


###Q 「いくつかの人は既にあなたがアンチマルケスだと批判していますが。。」

マーヴェリック・ビニャーレス

「マルクはMotoGPにおける最強のライダーの1人です。ただ、自分達は同じゴールを持つライダー同士であることも忘れてはいけません。そうタイトル獲得を目指しているんです。本当にエキサイティングでしょうね。しかしマルクに勝つのは簡単ではありません。彼は本当に才能に恵まれていますからね。それにホンダのレベルも高いですから、ヤマハとチームは素晴らしい仕事をする必要があります。もし彼を負かしたいのなら、100%で走る必要があります。しかしこれらはただの言葉ですから、実際に意味があるのは事実と、自分達の競争力が高いと証明することですね。」


###Q 「ロッシに期待することはなんでしょう?彼との関係性はどのようなものになると思いますか?」

マーヴェリック・ビニャーレス

「いつも彼とは上手くやってきています。特にこれといって衝突もありません。何が起こるかトラックで見てみましょう。そして自分は彼に勝利したいと思っています。優勝争いをして最終ラップでね。これはいつも変わらないでしょう。ただ互いに尊敬の念は持っていたいですし、今から互いに別々の道を歩むまで良い関係を維持できるでしょう。


###Q 「最終ラップについて何度も話していますが、今年のレースは最終ラップまでもつれると思いますか?

マーヴェリック・ビニャーレス

これは重要なんです。家に帰ってライダー達のテストタイムを見ていると、彼らが何に集中していたかがわかるんです。例えばマルクは周回を重ねていて、レースシミュレーションをしていました。彼のペースは非常に速かったですね。これには驚かされましたし、自分は彼に驚かされたくはないんです。自分にとって速いタイムで周回することはそれほど重要ではありません。そうではなくてレース全体でペースを維持することなんです。このプレシーズンでそうしたペースを見つける必要があると思います。そうすることでタイヤも出来るだけ長く維持出来ますからね。つまり出来る限りバイクを完璧に仕上げるということです。最終的には最速ラップというのは新品タイヤで少しの燃料だけを積んでスロットルを最大に開けることによるものです。でもペースを維持するということが難しいんですよ。この作業をする必要があります。」


###Q 「毎年新しいバイクがMotoGPに参戦しますが、最終的にはヤマハとホンダの戦いになります。今年もそうした展開になると思いますか?」

マーヴェリック・ビニャーレス

「毎年ブランドごとに進化していると思いますスズキは大きな進化を遂げています。Ducatiも幾つかのレースでタイトル、もしくは優勝争いが出来る事を証明しています。今年のタイトルはヤマハが獲得出来ると良いですよね。ただこれ以上チャンスを逃すつもりはありません。例えばシルバーストーンではスズキは強かったですよね。素晴らしいセットアップを見つけて良いスタートが出来ました。最大限の力で走り勝利することが出来ました。全てのチームがライバルであることを頭にいれて置く必要があります。毎年各ファクトリーのレベルは拮抗してきてると思います。ホルへやイアンノーネの事も考えておいたほうが良いでしょう。」


###Q 「ご存知のように、今年はタイヤに関する話が色々と出ています。ミシュランタイヤは作業を続けており、今年はシーズンを通じてもっと安定していると思いますか?」

マーヴェリック・ビニャーレス

「カタールで昨年使用したタイヤは完璧なものでした。あれは本当に良いコンパウンドでしたね。でもその後アルゼンチンの事故が起きて、ミシュランは固いコンパウンドを持ち込みました。そしてそこから色々と複雑になってしまったんです。とにかく、今のミシュランは素晴らしいレベルだと思いますよ。いくつかのトラックで記録を塗り替えていますし最速ラップも更新しています。素晴らしい仕事をしていると思います。最高の時があれば最悪のタイヤに当たることもある。タイヤのバリエーションは多いですからね。でもブリヂストンでも起きていましたし、タイヤは良くなるでしょう。」


###Q 「冬休みの前に、2016年型のM1をバレンシアで試し、2017年型をセパンで試しました。その違いには気が付きましたか?」

マーヴェリック・ビニャーレス

「1つのバイクのほうがある面で良く、またもう一台もある面が良いという状態でした。ですからヤマハは2台を1台にまとめて完璧な1台を作る必要がありますね。ただ2017年型に関しても良い感触を得ました。非常に快適に感じましたし、それが重要なことです。」


###Q 「目指すところは高いですね。」

マーヴェリック・ビニャーレス

「バレンシアテストを終えた時は本当に嬉しかったんです。良いペースで自分がトップタイムでしたからね。マレーシアでも素晴らしい仕事が出来て速いタイムでしたし、110%の力を出せると思います。このチームでは非常に快適ですし、このチームにいられることを嬉しく思っています。」


###Q 「ヴァレンティーノに関する話は何かありますか?」

マーヴェリック・ビニャーレス

「何か話ですか?まだあまり一緒に時間を過ごしているわけではないですからね。ただ彼の動きは良く観察しています。彼が何をやって何をやらないのかとかね。彼は落ち着いて仕事をしていますし、それが彼の大きな秘密の1つでしょうね。彼はあまり多くの事をテストしないんですが、テストをした内容に関しては素晴らしい結果を出すんですよ。彼は何が正しい選択なのかということを明確にしますし、何を除外すべきかを理解しています。彼の事は本当にじっくり見ていますね。

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