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★ポラリス Victoryモーターサイクルをブランドとして廃止

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スリングショットなどで知られるポラリスは、傘下に収めているブランドであるVictoryモーターサイクルを廃止し、もう1つのブランドであるインディアンモーターサイクルに注力していくと発表しました。直近5年間では、Victoryモーターサイクルが利益を出したのは僅か2年間だけであったということです。なお、パーツは今後10年間供給されるとのこと。 f:id:teletele916:20170111040031p:plain ポラリスはVictoryモーターサイクルを18年間稼働させた後、このブランドを閉じることを決定した。ポラリスによるとディーラーに残った在庫車両に関しては精算を行い、今後10年間はVictoryのオーナーのためにパーツの生産は続けるという。

ポラリスCEO スコット・ワイン

「私のチームとポラリスの経営委員会はにとって、これは非常に難しい決断でした。18年間に渡りリソース以外に我々のハートと魂をVictoryブランドに捧げてきました。そして特に我々が成し遂げてきたものに関して非常に誇りに思っています。我々は60ものVictory車両を手がけてきましたし、そのうち25は業界のトップアワードに輝きました。18年間に渡って築き上げた経験、知識、インフラ、能力は我々に自信を与えてくれました。インディアンモーターサイクルブランドの買収、開発などもあり、Victoryモーターサイクルに関わってくれた全ての方達とその貢献に感謝を延べます。」


ポラリスによるとVictoryモーターサイクルのセールスのピークは2012年だったと言い、それ以降は売上が減少していたという。Victoryはポラリス全体の2015年のセールスでは僅か3%に過ぎず、ディーラーが1年間に販売した車両の平均台数は僅か20台だった。ブランドとして利益が出たのは直近5年のうち2年だけであった。Victoryモーターサイクルの売上の減少は、ポラリスが2011年に買収したインディアンモーターサイクルの売上増加と鏡合わせの現象だ。Victoryモーターサイクルの販売が低下する中、インディアンモーターサイクルの販売は増加してきた。ポラリスはインディアンモーターサイクルに大きな成長力を感じ、企業としてのリソースを1つのブランドに絞ることにした。ポラリスは今後、インディアンモーターサイクルに対してさらなる研究開発費を投じるとしており、同時にスリングショットブランドに関しても同様の処置を取るという。


「この決定によってポラリスの収益性が上がり、我々の世界的なモーターサイクルビジネスを加速し、業界の中での我々の地位を押し上げるでしょう。我々の集中は、環境と有限な資源を視野に入れた収益性のある成長です。 今後我々のハイパフォーマンスなインディアンモーターサイクルと独創的なスリングショットブランドに関するリソースの最適化、両ブランドの成長の加速に繋がるでしょう。最終的には我々の戦略の中心である業界をリードする製品を作る事を加速することになり、同時にシェアホルダー達にとっての価値の創造、長期的な成長にも繋がります。」


なお、Victoryモーターサイクルに関しての決定は驚くことではない。2017年のヨーロッパ市場向けのモデルもEuro4に対応するコストを惜しんだ4モデルのみであったということからも見て取れる。ポラリスが延べていた”新たなグローバルプラットフォームを作りだすための投資がVictoryモーターサイクルに必要だった”という理由が、今回の決定の背後にあった理由の1つであろう。

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