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★ホルへ・ロレンソ「いつかル・マン24時間耐久を走ってみたい」

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だいぶ前の話題ではありますが、ロレンソ選手はF1マシンをテストした後に引退後はカーレーシングにもっと取り組みたいと話していたようです。将来的にロレンソ選手がル・マン24時間耐久に参戦などしたら大いに話題になりそうですね。 f:id:teletele916:20170111032444p:plain ホルへ・ロレンソは10月にメルセデスF1を操縦した際に、非常に競争力の高いラップタイムを記録した。しかし5度の世界チャンピオンである彼は、F1に参戦するよりはル・マン24時間耐久レースへのエントリーのほうが現実味があると語る。

ホルへ・ロレンソ

「MotoGPを引退したらカーレーシングに関してはもっと時間を避けるでしょうし、もっとしっかり取り組めるでしょうね。3年前アブダビでフェラーリ458でレースをしました。自分がいままでレースをした中で最高の車でした。でもいつかル・マン24時間耐久を走ってみたいんですよ。これはF1に参戦するということよりも現実味があります。」


ロレンソの2014年型メルセデスでのラップタイムはチームのニコ・ロズベルグと路面コンディションの差はあれど大差がなかった。

「限界で走る事が出来ませんでした。4時間、5時間程度しかなかったんです。ただ、MotoGPライダーとしてそこまで遅くなかったと思いますし、良いラップタイムを刻めたと思います。チームも驚いていましたし、自分自身もニコのラップタイムを超える事が出来たので驚きました。ただ、ニコのテスト時のコンディションはわかりませんから。彼はウインターテストの最初にテストをしたわけですから、路面にウェットパッチがあったのかもしれません。ただ、彼のレベルに近い所で走行できたことは数時間しか走っていない事を考えると誇りに思います。]


ロレンソはダウンフォースが、タイトルを獲得したF1マシンにおいて最も大きなチャレンジだったと語り、車体の下面を路面に擦ることに関しては最初普通ではないと感じたという。 


「車体仮面をストレートで路面に擦るのには驚きました。バンプを通過するとあちこちぶつかるんです。これがノーマルなんですよね。ただ自分には普通だと感じられませんでしたが、最終的には慣れました。最終的には彼らは路面と擦らないように車高を上げてくれました。1コーナーでのダウンフォースには驚きました。徐々にペースを上げて行ってピットに入りテレメトリーを確認してみると、ルイスやニコは30km/h速くターンしているんですよ。それは可能なのか?と思いますよ。それから自分も試してみるんですが、踏み込めないんです。頭では”もう少しアクセルを踏め”と言うんですが、足が言うことを聞かないんです。これが最も難しいことでした。新しいタイヤで1周を速く走るのはまた別で、タイヤのグリップの減少もあるなかで1時間半のレースをするというのはまた別物です。これがバイクライダーにとっては車をドライブする際に、より複雑な内容ですね。」


なお、ジョン・サーティースがWGPとF1で共にタイトルを獲得した唯一の選手となっている。

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