★ブリビオ「ビニャーレスもロッシにとって強力なチームメイトとなる」
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バレンシアテストではいきなりスピードを見せつけたビニャーレス選手。ロレンソ選手とロッシ選手のようにギスギスした関係になるのも時間の問題と言われていますが、はたしてどうでしょうか。。
（Photo courtesy of michelin）
スズキのMotoGPボスであるダヴィデ・ブリビオは、マーヴェリック・ビニャーレスは来年ヴァレンティーノ・ロッシのチームメイトとして、すぐにホルへ・ロレンソと同じレベルの速さを発揮するだろうと考えている。2017年に3度の世界チャンピオンであるロレンソはDucatiに移籍し、ヤマハはビニャーレスと5月に契約。21歳のビニャーレスは初めての表彰台をル・マンで獲得している。
ビニャーレスは、2016年にチャンピオンシップにおいてホルへ・ロレンソより1つ下の順位となり、31ポイント離されていた。ロレンソは8歳年上でグランプリで44勝しているのに対して、ビニャーレスは1勝しかしていないにも関わらず、ブリビオはロッシはロレンゾがチームメイトであった時と同様に大変な時間を過ごす事になると言う。
ダヴィデ・ブリビオ
「ヴァレンティーノにとっては大きな違いにはならないでしょう。彼のガレージの横からはロレンソという強力なライダーがいなくなりましたが、すぐにビニャーレスという別の強力なライダーがやってくることになります。マーヴェリックはヴァレティーノのデータをチェック出来ますから、学ぶことが出来るでしょう。ガレージの反対側で何が起きているかをチェックすることも出来ますから多くを学ぶでしょう。それに彼は達成が非常に難しい目標も持っています。」
「チームメイトを常に負かさねばならないわけですが、本当に強力なチームメイトがいてそれを実現しようとすれば、究極的には自分もそのチームメイトと同じくらい速くなります。ですからマーヴェリックの決断は理解出来ますよ。彼は目の前に素晴らしいチャレンジがある状態ですが、彼は非常に速く才能あふれるライダーです。彼は利口ですし、上手くやると信じています。ビニャーレスはヤマハで完璧な形でスタートしました。先月のバレンシアテストで2日ともにトップで走行していましたからね。ロッシに彼のペースを見せつけたという事は大きいですよ。」
2015年にビニャーレスはルーキーとして12位でチャンピオンシップを終えたビニャーレスは、最初の2年間で多くを学んだと考えている。
マーヴェリック・ビニャーレス
「ライダーとして大きく成長しました。初年度はとても難しく、タフで辛い時でした。11位や12位というのは自分の順位ではないといつも思っていました。ただ、今年はレベルが向上し、自分自身もライダーとしても働き方に関しても成長しました。今年はランキング4位でしたから、来年も上手くやれると思います。」
