★MotoGP2017 ダヴィデ・ブリビオ「セッティングと電子制御を煮詰める」
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フィリップアイランドでの課題について語るダヴィデ・ブリビオ。イアンノーネ選手に関しては正確性と繊細さを評価しているとのことです。レース運びにも繊細さが欲しいところですが。。 (Photo courtesy of michelin)
まず最初の試練は通過した。これからアンドレア・イアンノーネとスズキは次の試練であるフィリップアイランドへと向かう。マレーシアのテストの後、ダヴィデ・ブリビオは状況はもしかしたら変化するかもしれないと考えている。
Q
「良いスタートでしたね。」
ダヴィデ・ブリビオ
「確かにそうです。ただこれがテストであることを忘れてはいけません。皆が自分のスケジュールに従って走行しているわけです。いくつかのライダー達は最速タイムを記録しようとしてはいないかもしれませんし、他の事に集中しようとしているかもしれません。我々は成長を続けたいと思いますし、バイクのバランスとセットアップ、電子制御に注目していきます。」
Q
「イアンノーネはフレームに関しては満点を付けています。ただまだ改善出来る内容があるとしています。」
ダヴィデ・ブリビオ
「フレームとシャーシは確かに良いと思っています。ただ少しグリップの不足があるかもしれません。セッティング作業と電子制御を煮詰めることで、その部分での前進が出来るでしょう。」
Q
「フィリップアイランドでは3台のバイクなのか2台のバイクだけでしょうか?」
ダヴィデ・ブリビオ
「今回は2台です。セパンでは2016年型のマシンで比較テストをする必要がありました。現在はしっかりとしたベースがありますので、比較の必要がなくなったんです。」
Q
「イアンノーネにはすぐにトップタイムを獲得して欲しいと思っていますか?」
ダヴィデ・ブリビオ
「アンドレアには期待しています。彼は速いですし一緒に高みを狙えるでしょう。ビニャーレスと始めた仕事を継続していきたいですね。」
Q
「マレーシアではイアンノーネの競争力とビニャーレスのヤマハでの走りのどちらが驚きでしたか?」
ダヴィデ・ブリビオ
「マーヴェリックは非常に強いライダーでこれは過去2年間見てきました。ただ彼が最初のテストからトップになるとは思っていませんでした。ただビニャーレスはスズキからヤマハへと移籍しましたが、Ducatiからスズキに移籍したイアンノーネよりは乗り換えの難易度が低かった事は強調しておくべきでしょうね。」
Q
「この一ヶ月の間でイアンノーネに驚かされた内容は?」
ダヴィデ・ブリビオ
「彼の正確性が好きですね。彼はスズキのようなバイクを乗るのに必要な繊細さを持っています。Ducatiで2年間過ごした後、彼はスズキがどの方向に進めば良いかという方向性を示すことが出来ます。」
Q
「彼は焦っていると思いますか?」
ダヴィデ・ブリビオ
「そうは思いません。彼はステップ・バイ・ステップで仕事をこなしています。彼はリラックスしていますし、我々と確認しながら作業を進めています。」
Q
「オーストラリアでポジティブなフィードバックが得られれば、目標を高めますか?」
ダヴィデ・ブリビオ
「我々は挑戦者ですし、マーヴェリックがレベルを上げてくれたおかげで表彰台が狙えるようになりました。目標はトップ3に近づくということです。」
Q
「ギュントーリが新しいGSX-Rをマレーシアで試し、何名かは革命的なバイクだと話しています。」
ダヴィデ・ブリビオ
「私もそれは聞きました。とても素晴らしいですよね。特にギアチェンジのスムーズさはほんとに静かなんですよ。これから日本選手権、BSB、アメリカでの選手権などに参戦します。」
Q
「ビニャーレスのセパンのタイムには驚いたということですが、彼はマルケスのライバルになると思いますか?」
ダヴィデ・ブリビオ
「マルケスのライバルにはイアンノーネになってもらいたいですね。」