★NCT BMW R100 RTカスタム Black Stallion #28
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オーストリアのNational Custom TechのBMW R100 RTのカスタムバイクをご紹介します。もはやオリジナルの面影は全くありませんが、センス良いカフェレーサーに仕上がっています。このショップは車両とパーツの通販も行っているようですね。
クライアントがいるわけでもなく、急いで制作しているわけでもなくリラックスして制作されたバイク。それがこのNational Custom TechのBMW R100 RT dubbed Black Stallion #28だ。National Custom Techの他のカスタムと同様に素晴らしいアップグレードを施されている。
NCTのクルーであるデビッド・ウィドマン、カート・コスジェク、マヌエル・ティルケはオーストリアのフェルトキルヘンにワークショップを構えている。彼らは古いボクサーをバラし、リビルドを行っている。エンジンはしっかりとリフレッシュされ、新しいピストン、シリンダー、カムシャフト、新しいペイントを施されている。クイックシフターはKLSモータースポーツ製だ。
エアボックスは取り払われ、ファンネルが取り付けられている。NCTはさらに手の込んだエキゾーストを作成し、カスタムメイドのチャンバーとアクラポビッチのマフラーを組み合わせている。カートは配線を分解し、Motogadgetのm-Unitを使用して新たに配線を制作。バッテリーはリチウムイオンバッテリーを採用しており、エンジン下に隠されている。またキーレスイグニッションとアラームシステムを組み付けている。NCTはサスペンションも変更している。彼らは新しいオーリンズサスペンションをリアに搭載、フロントはDucati900SSについていたSHOWAの倒立フォークだ。これをカスタムのトリプルツリーで搭載している。
新たにブレンボのブレーキが付けられ、タイヤはデュアルスポーツタイヤを選択。これはアグレッシブな見た目を与えているが、十分なグリップを発揮する。シートは牛革のものに変更されており、大型のリアフェンダーがリアホイールを包んでいる。ライディングポジションはカフェレーサースタイルで、スタップはハンドルとセットで交換されている。コックピットはMotogadget製のパーツでアップグレードされており、LEDヘッドライトが行く先を照らす。
マヌエルはピンストライプをあしらったブラックでこのバイクを塗装。そしてNCTのロゴもゴールドで入っている。フレームとホイールはパウダーコーティングが施され、ホイールはアクセントで一部がゴールドにペイントされている。