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★カワサキ 人工知能プロジェクト「Rideology」に関するビデオを公開

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夏にちょっとした話題となったカワサキの人工知能「Rideology」ですが、カワサキからこれがどのように機能するのか?という事を示唆するビデオがリリースされました。走行中の周辺状況に関する注意喚起、メール受信通知などに加えて、ブレーキやサスペンションのセッティングに関しても人工知能が介入していくようですが、最近の新車のトレンドである慣性計測装置(IMU)なども、これを見越したものと言えるのかもしれません。 f:id:teletele916:20161124002013p:plain 8月にカワサキはライダーとコミュニケーションを取る人工知能の開発に取り組んでいると発表した。この人工知能「Rideology」はまだ開発の初期段階であるが、カワサキはこれがどのように機能するかについてのビデオをリリースした。

通信会社ソフトバンクの協力もあり、カワサキのRideologyシステムは、人工知能とICT(情報通信技術)を結びつけ、ライダーとその周辺環境とを関連付ける事が出来る。カワサキが言うには人工知能はある程度のパーソナリティを持ち、ライダーから学び、ライダーの能力や周辺環境に合わせて様々な調整を行うという。


ビデオに明らかなように、人工知能はライダーと言語による会話が可能で、天候や起こり得る危険などについて情報提供を行うという。ビデオの中ではライダーが人工知能に「渋滞は嫌いだ」と話し、人工知能は返答として、次の信号が青になるタイミングを予想し、少しだけゆっくり走るようにライダーに伝えるなどしている。


カワサキによると、プロジェクトの進行によって人工知能はさらなる機能を提供出来ると言う。完成したプロダクトがどの程度コンセプトに近いのか興味深く、カワサキがいかに走行風やエンジンノイズに対処するのかも興味深い。また、これが川崎重工2000と呼ばれるのか、K.H.I.T.T.と呼ばれるのかも興味深い点だろう。(※ナイトライダーにかけたジョーク)
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