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★ホンダ コンセプトモデル「Neowing」を発表

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こうした3輪のコンセプトモデルで市販にこぎつけたモデルは意外と少ないのではと思いますが、ホンダが4気筒のボクサーエンジンを作るというのは興味深いですね。サウンドを聞いてみたいものです。

ホンダ コンセプトモデル「Neowing」を発表

どうやら日本メーカーはリーニング3ホイールコンセプトの様々なアイディアを探しているようだ。最初はヤマハが発表した4輪のTeseract、そしてそれがヤマハのTricityスクーターになり、そこからヤマハの 03GEN-f、03GEN-xが生まれた。カワサキはコンセプトモデルのJ Conceptを発表し、ピアジオはMP3 500がある。(そして恐らく彼らはこの特許を他のメーカーが使用出来ぬようにしようとしている。)そして、今回ホンダから登場したのがNeowingというガソリン/エレクトリックハイブリッドのリーニング3ホイールコンセプトだ。

他のメーカーのものと同様に、このバイクもフロントが2輪でライダーは通常のバイクのようなポジションで乗車する。

このコンセプトモデルの一番の特徴と言えるものはおそらくハイブリッドのパワーユニットだろう。このコンセプトモデルはエンジンに4気筒のボクサーエンジンを使用し(水平対向)モーターと組み合わせる作りとなっている。モーターが駆動するのが後輪なのか前輪なのか、はたまた3輪全てを駆動させるのかは不明だ。


ハイブリッドのドライブトレインは間違い無く前2輪側のスペースに収まっているだろう。Neowingという名前でホンダはこうした内容を伝えようとしているのか、NewWingという読むのだとしたらホンダのロゴがなんであったかを思い出す必要があるだろう。

ホンダのプレスリリース

「NEOWINGは低速走行での安定感と大型バイクのようなコーナリングとスポーティーなライディングを両立した前例の無い3輪車です。この車両は豊富なトルクと強烈な加速を生み出す水平対向4気筒エンジンとモーターを組み合わせたハイブリッドシステムを搭載しています。ホンダオリジナルのリンク機構をフロントホイールに搭載、先進的なスタイリングと2輪のメカニカルな部分の魅力を強調したモデルです。」

 

ホンダがNeowingの市販化をどの程度真剣に考えているのかはわからない。このコンセプトは人に訴えかける造形をしているし、市販化出来そうな完成度だ。だが実際の市販モデルとして考えるとエッジが立ちすぎてはいる。日本メーカーはこうした3輪モデルでスリルを求める顧客に訴えかける方法を模索しているようだ。

これはバイクなのだろうか?多くのライダーがNoというだろう。ただ、Polarisのスリングショットのように、ストリートをバイク以外の方法で駆け抜ける楽しみを与えてくれる。これはおそらく多くのモーターサイクリスト以外の人々の心に響くモデルとなるだろう。

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