★オーストラリアGP マルケス「ブレーキングが遅すぎた」
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日本GPと同じく圧倒的な勝利かと思えた中での転倒となったマルケス選手。チャンピオンを獲得するまでの走りとは違って注意が足りなかったという事を語っています。 レースは既に決まったかに思えた。3周の時点でマルケスはリーオを広げていた。その後マルケスが転倒すると誰が思っただろう。マルケスにとっては暗黒の日曜となったフィリップアイランド。マルケスは残り18周の時点でグラベルでレースを終えた。これはまさに2年前と同じだ。
Q
「序盤に素晴らしいペースで逃げ切るには十分でしたが。」
マルク・マルケス
「日本みたいな展開のレースでした。リードを取ってライバルに対してリードを維持しようとするレースでした。実際のところカルに対してリードを広げないといけないという状況で転倒したんです。」
Q
「何が起きたんでしょうか?」
マルク・マルケス
「タイトルを決めてしまうと、それ以前と同じような注意を払わなくなるんですよね。残念ながら、あのコーナーではブレーキングが遅すぎました。同じラインを行こうとしたんですが、結局路面に投げ出されました。チームには本当に申し訳なく思っています。実際ガレージについてからすぐにチームに謝ったんです。あれは自分のミスですし、メーカータイトルを未だに争っているわけですから。」
Q
「このミスについてはどのように考えていますか?」
マルク・マルケス
「いずれにしても良いレースだったと思います。結局自分は機械じゃなくて人間なんですからミスもします。これは来年に向けての良いレッスンになったでしょうね。」
Q
「ホンダはこのトラックでは素晴らしいポテンシャルがあることを証明しました。」
マルク・マルケス
「表彰台が最終的な目標ですからね。コンスタントなペースはあったので表彰台を取りたかったですね。先週の勝利を今日勝利することで祝いたかったんです。ただ望んだようには行きませんでしたね。」
Q
「今週は疑いようなく天候による影響が大きかったですね。」
マルク・マルケス
「低速コーナに悩まされました。2度目のミスとなりましたが、このサーキットは自分のお気に入りのサーキットであることはかわりません。」
Q
「ガレージに戻った時にチームからかけられた言葉は?」
マルク・マルケス
「皆自分が良い結果を持って帰りたかった事はわかっていますし、優勝しようとしていたこともわかっています。サンティと話しましたが、彼は「チャンピオンだっていう事を忘れるなよ」と言ってくれました。」
Q
「クラッチローがレースに勝利しました。」
マルク・マルケス
「彼が凄いレースが出来ると思っていました。彼はこのトラックが得意ですし、彼は過去にオーストラリアで戦闘力が高いということを証明していますからね。ホンダにも彼に対しても嬉しく思います。彼は本当に良い人だから。」