★MotoGP2016 スズキ ヨハン・ザルコと契約か？
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ドルナの方針で各メーカーからサテライトチームを走らせるという考えがあるわけですが、スズキは早くもMoto2のザルコ選手と話を進めているようです。日本のライダーに憧れを持っているというザルコ選手にとっても、日本メーカーであるスズキと契約が出来れば夢のような話でしょう。しかし仮にスズキがサテライトチームを走らせないとなると、現状ではアレイシ選手かビニャーレス選手のシートに変わってファクトリーシート獲得の可能性もあるわけです。さて、今後どうなるでしょうね。
スズキMotoGPチームのチームボスマネージャーであるダヴィデ・ブリビオは、2017年について既にMoto2チャンピオンであるヨハン・ザルコと合意に達したと語った。とは言え、この話はまだテストを行うという話に過ぎないようだ。
ダヴィデ・ブリビオ
「彼にMotoGPバイクを操縦する機会を与えてみて何が起きるかを見てみようと思います。彼の仕事はMoto2クラスでチャンピオンを獲得することですから、おそらく夏休みくらいになるでしょう。」
スズキはMotoGP復帰にあたり、マーヴェリック・ビニャーレスとアレイシ・エスパロガロと契約を結んでいる。ただ、もし要求があれば全てのメーカーは2台のサテライトバイクを走らせる必要がある。
ダヴィデ・ブリビオ
「ドルナは全てのファクトリーは2台のサテライトバイクを用意すること、そしてリクエストがあればそれに応えることを要求しています。そういう条件ではあるんですが、スズキはサテライト車両を走らせた事がありませんから簡単ではないですよ。70年代なら良かったですが、その時は自分が知っている限りではバイクを売っていましたからね。」
「ただ自分達はサテライトチームを所有したことはありませんから、どのように運営するのか？何人くらい必要なのか？コストはどの程度かかるのか？などが不明なんです。簡単なことではありませんが、これが目標で考えには入れていることです。いつかグリッドにもっとバイクを並べたいですね。今の段階ではこれが来年2月可能かどうかは何とも言えませんね。」
ビニャーレスとエスパロガロはカタールのFP1でそれぞれ5位と16位、ザルコはKTMのMotoGPプロジェクトに関係が深いライダーだが、Moto2クラスをこの日4位タイムで終えている。
